ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Chez Chilo JR三ノ宮西口
初めての訪問です。場所は阪急電鉄よりJR三ノ宮西口から程近い、某予備校の向かいにあります。

ここのお店は所謂ドゥー・プラ、黒板のお品書きの前菜から一つとメインを一つの2皿でコースとするスタイルです。注文の仕方の説明はありましたが「季節物もあります」とのことでプレゼンされたのがホワイト・アスパラ。もちろんお願いすることにして前菜+ホワイト・アスパラ+メインということに決定。


指定されたテーブルにつきまずはシャンパーニュをお願いします。


私が選ぶのはマルヌ県の物だけ。シャンパーニュ地方とは大きく分けるとランス・エペルネ周辺地域と遥か彼方ブルゴーニュ近くのオーブ周辺の物があり、私は前者しか頼みません。

頼んだものはシャンパーニュ・E・ジャマール・エ・スィー(カンパニーの略)のカルト・ブランシュ、白ラベルです。シャンパーニュのエチケットには必ず生産者の場所を明記しなければなりませんが、ちゃんとカルト・ブランシュの下にサン・マルタン・ダブロワ、マルヌ県って表記があります。

しかしネットで調べると昨日のブログで書いたように「とんでもない村にある」という表記を見つけたので書いてみました。エチケットに「SAINT MARTIN D'ABLOIS-MARNE」とあるのに何故「コトー・デ・シュッド・デペルネ村にある」とするのか私には理解できません。

輸入元の紹介文をそのままコピー・ペーストするのでしょうか、もう少し矜持をもってワインと向き合って頂きたいと思います。お店とは関係のないお話ですみません。


さてシャンパーニュで乾杯の後登場したのが豚のリエット。このリエットで思い出すのが亡くなった船橋さん。心斎橋で2回、後に阿波座に移転したフレンチ、オー・プティ・コントワのオーナー・シェフです。大阪の店を畳んで関東方面へ、最期は何故か鹿児島でその生涯を閉じたそうです。


で、私が頼んだのは Hors-d'ouvre variés その名の通りオードブル・盛り合わせ。印象としては京都のコリスさんみたいなお料理です。


他の人のオーダーからシーザー・サラダ。リエット同様かなりニンニク風味強い目ですので若い方向けのお料理なのでしょうね。


リー・ド・ヴォーとモリーユ茸のパテ・アン・クルートにはたっぷりのマーシュが付け合わせに。


前菜の後はロワール産のホワイト・アスパラ、オーソドックスにオランデーズソースで頂きます。ホワイト・アスパラは太い新鮮なもので茹で方そしてソースまで完璧です。


コート・デュ・ジュラのサヴァニャンがあっという間に空となり次に頼んだのはトリンバックのリースリング。


美味しかったのでアスパラ追加をもう1本。


メインとなるお皿、私は頬肉の赤ワイン煮込み。


こちらはカスレ、フランス南西地方の料理です。


そしてトリップ・ア・ラ・モード・ド・カーン、カーンは地名でノルマンディー地方の郷土料理ですが意外とあっさりな仕上げ。


メインのお料理用にワインはプティ・ヴェルド100%というオー・メドックのもの。詳しく申し上げると

Le Petit Verdot du Château d'Osmond Cuvée Spécial 2012 ル・プティ・ヴェルド・デュ・シャトー・ドスモン・キュヴェ・スペシャル 2012年。

ネット上に詳しい説明がありますがこちらを開いてご覧下さい。補足を交えて申し上げると生産者 Philippe Tressol フィリップ・トレソル氏は2002年からクリュ・アルティザン協会の会長を務めましたが2014年に引退しています。

生産者のサイトによると畑は全部で 7.5ヘクタール、50%がカベソー、35%メルロー・ノワール、8%カベルネ・フランそして7%がこのプティ・ヴェルドということなので単純計算するとプティ・ヴェルドの畑の面積は0.525ヘクタールということになります。

さてこのワイン、トリップにはよく合いました。ヴィンテージが若いので少なくとも3年はセラーで寝かしていただきたいと思います。


デセールは1つしか残っていなかったクレメ・ダンジュを。


もう一人はクレム・ブリュレを頂き最後の〆はエスプレッソで。フランス各地の郷土料理を楽しめる楽しいお店でした。
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| 02:46 PM | comments (0) | trackback (x) |
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