ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Marselan N




マルスランと読む黒葡萄、拙ブログではこちら4年前こちらで取り上げました。マルスランと聞けばフロマージュのサン・マルスランを思い浮かべられる方はかなりの食通のはずですが、こちらは「Saint Marcellin」でありスペルが異なります。

改めて申し上げますがマルスランは1961年にモンペリエのフランス農学研究所で、カベルネ・ソーヴィニョンを母、ガルナッチャ・ティンタ(フランス名グルナッシュ・ノワール)を父として人工交配により産まれた黒葡萄であります。

以前のブログではアペラシヨン・コート・デュ・ローヌに使って良いとなった2009年以降その栽培面積が飛躍的に伸びたと申し上げましたが、コート・デュ・ローヌ以外にも使えるようになっていました。コスティエール・ド・ニーム、コート・デュ・ヴィヴァレ、グリニャン・レ・ザデマール、リュベロンそしてヴァントーに於いて10% 以下ながら補助葡萄として認められ、ラングドック地方の数多くの IGP に使えるので南フランス全土に広がった模様です。

特定の葡萄がどのアペラシヨンで使えるかどうかはこちらのサイトで調べる事が可能ですが、マルスランの場合はこちらをご覧ください。全てを検証したわけではありませんが明らかな間違いが1カ所あります。

補助葡萄の7番目をご覧ください。アペラシヨン・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのそれもロゼに限って補助葡萄であるとこのサイトは示していますが、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのロゼ葡萄規定は次の通りです。

c) - Les vins rosés sont issus des cépages suivants :
- cépage principal : grenache N ;
- cépages complémentaires : mourvèdre N, syrah N ;
- cépages accessoires : bourboulenc B, brun argenté N (localement dénommé camarèse ou vaccarèse), carignan N, cinsaut N, clairette B, clairette rose Rs, counoise N, grenache blanc B, grenache gris G, marsanne B, muscardin N, piquepoul blanc B, piquepoul noir N, roussanne B, terret noir N, ugni blanc B, viognier B.

マルスランという文言は存在しません。このサイトは機械的にピックアップしているのかと思っていましたが人間の手により構成されていた模様であります。
| ワイン雑感 |
| 05:39 PM | comments (0) | trackback (x) |
コメント

PAGE TOP ↑
コメントする








絵の中の文字を入力して下さい:



PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::Marselan N
All Rights Reserved./Skin:oct