ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Joubertin




フランス政府の公表する所謂政府公式葡萄カタログに載っている唯一果皮色を示す末尾のアルファベットを伴わない葡萄である。歴代のカタログデータだが、数年前からずっと末尾のアルファベットは付いていないままだ。さすがは伝統を重んじる文化国家である。

ところがフランス政府筋が関与していると思われる別のサイトを見ると Joubertin N となっている。現行のリスト には「Joubertin」なのに不思議な話だ。

拙ブログではこちらで取り上げ、その前にこちらでも取り上げているが、ヴァン・ド・サヴォワの葡萄規定の「スティルワインの赤とロゼ:ガメイ・ノワール、モンドゥーズ・ノワール、ピノ・ノワールと サヴォワ県ではカベルネ・フラン、カベソーとペルサン、イゼール県ではペルサンとエトレール・ド・ラ・デュイ?にセルヴァナンとジュベルタン」としており、栽培規定は抜けてしまったままだこちらを見て気付いた訳だが葡萄規定と栽培規定は両方合わせて一つの葡萄栽培規定と覚えなければならない。

ジュベルタンはイゼール県だけで認められるが補助葡萄であるという文言が必要である。

つまり地理的名称など伴わないヴァン・ド・サヴォワの赤とロゼのスティルワインに当該葡萄は使えるが補助葡萄なので実際に使われるケースは稀と覚えて貰って問題ない。法令のコピーは下記の通り。

Vins tranquilles rouges et roses
gamay N, mondeuse N, pinot N, et :
- pour le departement de la Savoie : cabernet franc N, cabernet sauvignon N, persan N ;
- pour le departement de l’Isere : persan N, etraire de la Dui N, servanin N, joubertin N.

Vins tranquilles rouges et roses
La proportion des cepages gamay N, mondeuse N, pinot N, ensembles ou separement, est superieure ou egale a 90 % de l’encepagement de l’exploitation.

残念ながら法令文言には joubertin N となっている。やはりフランス政府の公式名は N が付いているのだ。

赤ワインとロゼの主要葡萄はガメイ・ノワール、モンドゥーズ・ノワールそしてピノ・ノワールで合わせて若しくは別々に栽培比率は90% 以上。補助葡萄としてサヴォワ県ではカベルネ・フラン、カベソー、ペルサン、イゼール県ではペルサンエトレール・ド・ラ・デュイ、セルヴァナンそして当該葡萄が使えることになってはいるが栽培比率は 10% 未満でしかない。

でもこういった絶滅の危機に晒される葡萄を保護する動きがある。こちらもしくはこちらを開いてご覧あれ。日本語で詳しく説明があるのでお薦めだ。

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| 05:51 PM | comments (0) | trackback (x) |
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