ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

隠れた日本の食用葡萄

ワイン大学メンバーのお一人から頂いた葡萄、殆ど市場に出回らないので「知る人ぞ知る葡萄」である。その名は「竜宝」、VIVC への登録名は RYUHO(4N) 、日本で交配に成功した葡萄である。

日本語での説明はこちらのサイトを参照に。市場に出回らないのは果皮が薄く傷みやすいこともその理由の一つであろう。箱の中に入っていた説明書によると到着当日に食べる事という注意書きがあった。

VIVC のパスポートデータはこちら 、果皮の色はルージュとなっている。母親はゴールデン・マスカット4Nで父親はクロシオ4Nとのこと。

普通の食用葡萄は皮を剥いても果肉がしっかりしているものが多いはず。マスカット・オブ・アレキサンドリアや巨峰、ピオーネなどを想像して頂くとお分かりだと思うが、この竜宝は果肉より果汁が溢れんばかりであり、丸ごと口に含まないと果汁がこぼれてしまうほどだ。果汁が口の中いっぱいに広がり旨味を満喫出来るのである。

糖度は極めて高く恐らく 20% は超えているはず。小粒のデラウェアを食べる要領で丸ごと口に頬張り皮だけつまみ出すようにして食べる。従って食べるスピードは極めて速くなる。あっという間に一房を食べ終えてしまった。

まだ現地に行けば売っているはずだから葡萄好きな人は是非食べることにトライして頂きたい超お薦めの葡萄だ。


次に紅伊豆と呼ばれる葡萄も頂いた。これは紅富士の突然変異により生まれた葡萄であり、紅富士は竜宝と同じ母親はゴールデン・マスカットで父親はクロシオ。即ち竜宝とは兄弟葡萄のようなもの。

味わいはやはり甘くジューシーであるが微妙に異なるのは香りである。竜宝は若干デラウェアに似た香りを持つが紅伊豆はそのニュアンスは少ないように思う。

個体差にもよるが粒の大きさは紅伊豆の方がやや小さめかも知れない。

どちらも今だけしか食べることの出来ない貴重な存在であり関西では滋賀県で栽培され販売されている。ネットでは複数の農園で直売しているのでご参考までに。

寄贈頂いたA先生にこの場を借りて御礼申し上げる、有り難うございました。こんな美味しい葡萄は初めてであります。お盆の楽しみが一つ増えました。
| こだわり食材 |
| 08:07 AM | comments (0) | trackback (x) |
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