ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

AOC Savennières
アペラシヨン・クレ・ド・セランのついでに現在のアペラシヨン・サヴニエールと同じくサヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌについて書いてみます。

まず単なるサヴニエールについて。AOC Savennières の法令詳細について申し上げるとまずワインは白のスティル・ワインに限られると云うこと。即ち泡は御法度という訳で、もちろん赤ワインもあきまへん。

サヴニエールを名乗れるのは3つのコミューンに限られます、Maine-et-Loire メーヌ・エ・ロワール県のロワール河右岸のコミューン、(下流から)La Possonnière ラ・ポッソニエール, Savennières サヴニエール、そしてちょっと離れた Bouchemaine ブシェメン。場所はコミューン・ドット・コムのサイトからこちらをご覧頂き、そこから向かって右側上流域を見て下さい。INAO の示す AOC Savennières の領域はこちらですが、いつも申し上げるようにこれは3コミューン全域の地図であり、実際の葡萄畑の領域とは異なります。誤解の元なのですけどね。

サヴニエール、サヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌそしてクレ・ド・セランを含む葡萄畑の全容はこちらを開いてご確認下さい。INAO の示す領域とは全く異なりますので要注意であります。

この地図は土質を示しており、クレ・ド・セランならびにロッシュ・オー・モワンヌの位置関係についてはこちらをご覧下さい。

ロワール全体の地図はこちら、アンジュー地区の番号で9番がサヴニエールの場所であります。

サヴニエールではマシーンによる摘み取りは禁止されていますので全て手作業による摘み取りしかできません。

もちろんサヴニエールを名乗るためには栽培可能な葡萄はシュナン・ブランに限られます。

ですがそれはアペラシヨン・サヴニエールのワインを造る場合に限られ、3つのコミューンの内サヴニエールを除く2つのコミューンではAOCサヴニエール以外に7つのアペラシヨン(AOC Anjou 、AOC Anjou Villages 、AOC Anjou Coteaux de la Loire 、AOC Cabernet d'Anjou 、AOC Cremant de Loire 、AOC Rose de Loire 、AOC Rose d'Anjou)のワインを造ることが出来ます。サヴニエール(コミューン)ではAOC コトー・ド・ラ・ロワールは造れませんけど。

従ってサヴニエールを名乗れるはずの地域の畑でありながらシュナン・ブラン以外の葡萄が栽培されていることも普通にある訳です。ロワールの場合同じ地域でありながら他のアペラシヨンも名乗れる場合が多くアペラシヨンの範囲の線引きが非常に難しい訳であります。

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| 05:38 PM | comments (0) | trackback (x) |
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