ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

AOC Coulée de Serrant
まあお高いだけで全く美味しいとは感じられないワイン、数えてみたら結構あるのですけどね。皆さん「こんなもんちゃいますか・・・」でお茶を濁してしまう訳です。

AOC Savennières Coulée de Serrant が布告されたのが 2011年11月23日、それから AOC Coulée de Serrant と変更になったのは約4年後の 2015年8月26日、サヴニエールから分離することによりグラン・クリュみたいな特権を与えられる前段階を意味するように思えます。

さて AOC Coulée de Serrant の法令詳細はこちら にアクセスして「ファイルを開く」を選択すると表示されます。2015年8月28日の公布ですから殆どの方はご存知無いはずであります。

ワインは白のスティルワインに限られもちろん葡萄は当該 Chenin Blanc 100% で辛口と甘口の規定を設けています。ムウの最低糖度及び最低アルコール度数は次の通り。

Vins secs 204g/l 12,5 %
Vins moelleux ou doux 255g/l 15,5 %

AOC Coulée de Serrant の範囲は次の通りです。

クリマの名前 grand clos de la coulée 3ha 98a 50ca
clos du Château 85a 50ca
Plantes 2ha 03a
合計      6ha 87a

結構広い畑ですね、同じく単独所有のアペラシヨン・シャトー・グリエは 3ha 69a 16ca ですからほぼ2倍の広さであります。シャトー・グリエは辛口でなければならない規定がありますが、クレ・ド・セランは先程述べた通り辛口有り甘口また然りであります。

どこかのお国は甘口ワインが好みですからね。需要に合わせて法令も柔軟に対応するのがフランス流なのかも。

| ワイン雑感 |
| 05:46 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
Coulée de Serrantに関しては、先代のマダム(ニコラの母親だと思われる)の時代にモワルーをたくさん作っていたようです。日本で古いヴィンテージが売り出されたこともありました。クロ・サン・チューンもそうですけど、昔は天候のよかった年に、甘口を作るのが尊ばれ、今と違って売れたのだと思います。ソーテルヌのシャトーが売りに出されたりするのを見ると時の流れを感じます。

問題は、ドライと表記されたワインが中途半端に甘いことですよね。
| Debussy |2015/12/18 05:01 AM |
Debussy さま

ご投稿有り難うございます。昔からワインのお好きな方がおられ中元歳暮に何セットか頂戴しました。A. Joly のサインがエチケットにあり、当時高価な割に「何てショボイコルクを使うのか」と疑問に思いました。ブショネではなかったものの非常に難解なお味でして・・・

トリンバックのユベールのお話しでは1989年の摘み取りが遅くなってVTにせざるを得ない状況とお聞きしました。昔のヴィンテージですと糖度が上がった1959年も辛口でしたけど。

クロ・サン・チューンのVTは1989年が最初で最後とユベール本人からも聞いたように思います。
| Georges |2015/12/18 01:20 PM |

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