ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Brun argenté N

以前拙ブログのこちらで取り上げましたが発音が間違っていました。Forvo によると Brunブランもしくはブハン、argentéアルジョンテ、続けて読むとブラン・アルジョンテのように聞こえますが如何でしょうか。

画像は Figaroのこちらから拝借致しました。

2年前の VIVC のパスポートデータはこちらシノニムは13しか載っていません

現在の VIVC のパスポートデータこちら、シノニムは16に増えています。

ARZHENTE
BAKAREZO
BRYUN
CAMARESE
CAMAREZE
CAMAREZO
CAMERES DU GARD
KAMAREDYU GARD
KAMAREZ
MADELEINE
VACARESE
VACAREZE BLANC
VACCARESE
VACCARESO
VACCAREZE
VAKAREZ

フランス政府が公認しているシノニムはVaccarèse ヴァカレーズ、そしてワイン法に載っていたシノニムはCamarèse カマレーズであります。VIVC はアメリカのサイトなのでヨーロッパ原語に対応していないのが問題です。

さて法律上のお話しですが、このブラン・アルジョンテだけでワインが造られる AOC が存在します。

まあフランス全土での栽培面積が僅か 11ha ですのでヴォクリューズ県以外に植えられているとは思えませんけどね。

答えは AOC Châteauneuf-du-Pape です。

シャトーヌフ・デュ・パープの場合赤ワイン白ワインの区別無く葡萄規定が定められていて記載されている葡萄は何をどれだけ使っても構いません。法律上だけのお話しですけど。

シャトーヌフ・デュ・パープに実際に植えられているのは殆どがグルナッシュ・ノワール(70~80%)、そして2番目がシラー(10%前後)、3番目は数%ですがムルヴェードル。こちらをご覧下さい。

ですがシャトーヌフ・デュ・パープは大変広い地域をカバーするアペラシヨンです。葡萄畑は合計 3,188ha もあり、その約 0.15% を占めるのがこの葡萄ブラン・アルジョンテでありシャトーヌフ・デュ・パープだけで約 5ha 植えられていることに相成ります。

ヴォクリューズ県のアペラシヨンでこの葡萄が使えるアペラシヨンは AOC Gigondas 、AOC Rasteau 、そして AOC Vacqueyras 。それからドローム県ですけど AOC Vinsobres にも補助品種で使え、実際に植えられていますので、栽培面積から計算するとフランスの他の地域でこの葡萄が植えられているとは思えませんが・・・ こんなサイトがあります。法令の文言にはあっても実際植えられているかどうかは別のお話であり、これはお粗末としか申し上げられません。

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| 05:59 PM | comments (0) | trackback (x) |
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