ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Baco blanc B

画像は VIVC のこちらから拝借しました。
バコ・ブラン、この葡萄については拙ブログのこちらをご覧下さい。約3年前の記事ですが当時とは状況が変わり、ペディグリーについての解明が進んだ模様です。

バコ・ブランの生い立ちについては以前のブログに書いた通り、母となる葡萄がフォル・ブランシュで父がアメリカ原産の葡萄ノアという種間交雑で誕生した白葡萄ですが、その後父親とされたノアについて現時点では次のようになっています。VIVC のサイトからコピーさせて頂くとノアは

Prime name : NOAH
Color of berry skin BLANC
Variety number VIVC 8573
Country of origin of the variety UNITED STATES
Species INTERSPECIFIC CROSSING
Pedigree as given by breeder/bibliography TAYLOR O. P.
Prime name of pedigree parent 1 TAYLOR
Prime name of pedigree parent 2
Breeder Wasserzieher, Otto
Breeder institute code
Breeder contact address Private breeder
Year of crossing 1869

正式名称 NOAH ノア、果皮色白の葡萄で VIVC 整理番号 8573 、母となる葡萄はTAYLOR テイラーでプライベートブリーダーオットー・ヴァッセルジーハーの造ったもの。交雑は1869年とのこと。

またノアの母親となる TAYLOR テイラーについてはこちらの通りです。現時点ではアメリカ原産の種間交雑であること以外解明されていないようです。

さてバコ・ブランのシノニムは現在1つ増えて9になっています。

22 A BACO
BACO 22 A
BACO 22-A
BACO 221
BACO ALB
BACO BLANCHE
MAURICE BACO
PIQUEPOUL DE PAYS
PIQUEPOUL DU GERS

最後のピクプール・デュ・ジェールが新たに加わったもの。7番目のモーリス・バコは交雑に成功して初めて付けた名前とのこと。バコ・ブランを生み出したフランソワ・バコ氏の息子さんの名前で、当時既にその息子は亡くなっていたそうです。新しく生まれた葡萄に亡き我が子の名をつけ、思いを託したのでしょう。

種間交雑なので例のフォクシー・スメルがあるはずなのですが、現在もアルマニャックの原料葡萄として広く栽培されているのは、その思いが後世に伝わったのではないでしょうか?

ちなみに現在のアルマニャックに使える葡萄は

baco blanc B, blanc dame B, colombard B, folle blanche B, graisse B, jurancon B, mauzac B, mauzac rose Rs, meslier saint-francois B, ugni blanc B.

コニャックは次の通りです。

- colombard B, folle blanche B, montils B, semillon B, ugni blanc B ;
- folignan B, representant au maximum 10 % de l’encepagement.

参考のため3年前のブログで引用させて頂いたサイトのウェブ魚拓を取らせて頂きました。こちらです。フランスの葡萄とワインのサイトはこちらですが、
AOC Armagnac の主要品種の一つであるということには一切触れられていません。IGP の葡萄規定にその名があろうが実際に使われる可能性はゼロに等しい訳であり有意義ではないと考えます。

バコ・ブランはワイン用以外に干し葡萄そして台木として使うことが出来ます。
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