ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

凄いお店に出会えました
理想的なお店はなかなか見つからないものです。人によってもちろんその「理想」の形はいろいろですが、私の場合料理が美味しいこと以外に、食べることに専念できるお店の環境が欲しいと思うのです。テーブルの配置であったりその間隔もまた然り。照明も気になりますし、もちろん清潔さも必要であります。何と云ってもお店の雰囲気とそのセンスの良さ、そんな環境の整ったところで食事したいと思います。

また料理人との会話も重要だと思います。カウンター割烹を好むのもそれが理由であります。


先ずは突き出しみたいなカルパッチョ4種盛り。それぞれを詳しく述べさせて頂くと左から「藁で燻して14日間ほど熟成させた秋鮭にディル」、「白ワインヴィネガーでマリネして3日間熟成させた北海道産秋刀魚に長芋」、「マルサラ酒でマリネした石川県産鰆に柚子」、「1ヶ月熟成させた酸橘の果汁でマリネした梭子魚を炙って穂紫蘇」。


素材の良さがご覧になってお分かり頂けるでしょうか。強すぎる薫香ではなく、ふわっと香る鮭。熟成させてもピカピカに光り輝く秋刀魚、エクストラ・ヴァージンがエエ仕事してます。圧巻だったのはこの鰆で柚子がほのかに香り、口に入れるととろけそうな状態です。梭子魚の皮は芳ばしく炙られてはいますが身はレアで実に美味しい。グラスの泡ととてもよく合います。


この器、陶器ではありません。イタリアの有名ブランドで何と金属で出来ています。

冷たいパスタなのですが、麺は自家製の手打ちタリオリーニ。最近のフードライターが好んで使う用語に置き換えると「タヤリン」。イタリア全域ではタリオリーニが一般的で、ちょっと幅広のものをタリエリーニと呼ぶ場合もあります。タヤリンはピエモンテ地方の方言であり、本来ピエモンテ料理に使うべき用語であります。

画像では分かり難いかも知れませんがそのタリオリーニに絡めてあるのは生の牡蠣なのです。

牡蠣といってもいろいろありますがこのお店で使われるのは北海道厚岸昆布森産の牡蠣。その牡蠣のふっくら脹らんだ白い部分だけを裏漉ししてパスタに絡めてあるのです。牡蠣が好物と仰る向きには是非とも食べて頂きたい一皿。


そして次はリゾットです。日本国内で栽培されるイタリア原産のお米を用い、山口県で水揚げされた甘鯛の出汁で仕上げられます。甘鯛の身と青みはヒメミツバ。


さらに今度は揚げ物。

千葉県産の黒鮑にバジルを纏ってのフリット。そして季節の賜物利平栗もカラッと揚がっていて頗る美味しい。

同じくアレッシィの器なのですが、金属製品はお得意のはずですけど木製品は苦手なのかも知れません。



温かいパスタ料理は手打ちのラガネッレ。ノドグロから取った出汁と肝を使ったソースに炭火焼きしたノドグロを合わせローズマリーで香り付けしてあります。

僅かな量と思われがちですが、次から次へと食べているうちにこのポーションで最後は結構満足感が得られるとご理解頂けるはずです。


次はニョッキ。三河産のワタリガニを使ったいわゆるアメリケーヌにブルーチーズを使ったソース。これまたお代わりしたい逸品。


漁港で揚がったばかりのラングスティーヌをズッパで。それにフレッシュ・ポルチーニとパルミジャーノ・レッジャーノが加わりまさに美味いものの競演であります。

特筆すべきはこの海老の鮮度! ポルチーニもどこかのお店と違って角が立っています。
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| 05:55 PM | comments (0) | trackback (x) |
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