ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Le chat noir dans la bouteille
ワインボトルに黒猫現る。

前を横切られると不吉とされる黒猫ですが、ワインボトルにこのような影が現れるとそのワインは必ずと云って良いほど美味しいはずです。

たまたまこのボトルにこびりついたのがニャンコの形でしたけど、「澱が舞うボトル」より「澱が沈殿して側壁にこびりついた状態のボトル」の方がワインの状態としては良いはずです。

アペラシヨンによっても異なりますが、例えばボルドーの熟成向きの赤ワインは、保管状態さえ問題なければ細かい澱が発生してデカンタ出来なくなるという事態には陥らないはずであります。

先日開けた2009年のコート・ド・ボルドーの赤ワインはデカンタせずに飲んでいたら最後の最後にドバッと大粒の澱がグラスに入ってしまいました。ですが澱の粒が大きいので簡単に除去できましたし、ワインは既に熟成感が出ていてとても美味しいと感じました。

一方で細かい澱が発生しなかなか静まることがないボトルも存在します。以前開けてしまったブルゴーニュのとあるグラン・クリュ、細かい澱がいつまで待っても沈殿しないのです。最終的には濾過してデカンタした訳ですが・・・

残念ながら飲んで楽しめる状態ではありませんでした。

さて、画像のワインはシャトー・ラネッサンのヴィンテージ 1992年です。1855年の格付けに載っていないワインですが価格の割に品質は良く、ヴィンテージの違いによるハズレの少ないワインであります。

格付けにその名はありませんが、ボルドー商工会議所へその格付け作業のためのサンプルワインを提出しなかっただけのことであり、格付けの対象外だった訳です。

格付けに胡座をかいて長年まともなワインを造らなかったシャトーもありましたね、日本の企業が買収してようやくまともなワインに変身しましたけど。

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| 03:24 PM | comments (0) | trackback (x) |
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