ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Les Arums de Lagrange 2002 AC Bordeaux
0926wine.jpg メドックの1855年格付け第3級のと言うよりサントリー所有のと言った方が現実的でしょうか? ラグランジュの造る白ワインです。
ラグランジュというとナポレオン3世の時代は300ヘクタール以上あった畑ですが、1925年先代の所有者スペイン人のマニュエル・センドーヤ氏の手に渡った頃は僅か50ヘクタールになってしまいました。
昔、1970年代から80年代にかけて開けたこのラグランジュは見事に全てハズレでした。その頃の植え付け面積比率はメルロー40%、カベルネ58%、プティ・ヴェルド2%ですが醸造に際しては凡そ50%強のメルローを使っていたそうです。「格付けだけで世界中の人が買っていく」そう表現するしかないワインになっていました。
1983年に買収した日本人の英断ですが当時「ワインの知らない日本人がよくもあんなどうしようもないシャトーを買ったものだ」と嘲笑の対象となっていました。しかしエチケットから二人の騎士が消え1985年がリリースされた1987年には驚きの賞賛に変わりました。元々恵まれた環境にあるから良いワインが出来て当たり前だという信念のもとに造られたワインはやっと世間並みの価格に戻ってきたようです。1985年のリリース価格などとても安く、途方もない品質にも拘わらず1990年も今から考えると驚くべき安さでした。
さてこの白ワイン、初めて売り出されたヴィンテージは1997年ですが実はかなり前から造られていて、90年代の初め頃から接客用に使われていたそうです。2002年のセパージュはソーヴィニヨン・ブラン 53%/セミヨン 36%/ミュスカデル 11% ということです。

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