ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Sémillon
Semillon B

これも正しいフランス語名ではありません、Sémillon と表記すべきです。昔から慣例でそう伝えられてきたのですが最近はいい加減なフランス語表記が目立ちます。

元祖のサイトはこちら、こちらはまともな表記ですが政府系のサイトはご覧の通りであります。フランス農学研究所関連サイトはこちらですがやはり正しい表記ではありません。

まともな表記のサイトはル・フィガロこちらDe vigne en vins... のサイトはこちらabcduvin.com のサイトもこちらの通り「Sémillon」になっています。

さて VIVC のパスポートデータはこちら、いつも申し上げておりますが、こちらのサイトは英語なので他の国の特殊表記は反映されていません。従ってシノニムも全く同じスペルのものが複数存在する場合があります。ですがフランス語の場合、発音記号のあるなしで名前の読み方が異なってしまう訳ですから、出来れば併記して頂けると有り難いと思うのです。

葡萄房の拡大画像はこちら、ご覧頂いても分からないでしょうけど果皮は非常に薄いのです。ですからボトリティス・シネレア菌が繁殖できるわけで、ソーテルヌで植えられるソーヴィニョン・ブランに普通 貴腐菌は付きません。

セミヨンはボルドーのグラーヴ、とりわけソーテルヌ地区が主な栽培地ではありますが、ジロンド河の右岸に驚くほど旨いセミヨンがあるのはあまり知られていません。

既に有名になってしまったお高いワインを追っかける人には不要でしょうが、味の分かる人なら一度試してみて損はないはずです。ワインは有名になると高くなりますが、味は従来と変わらないままのことが殆ど。逆に不味くなる場合が多いことを知る人は少ないはず。また残念ながら人気のワインは誰が飲んでも旨いという訳ではありません。人気を煽るシステムにまんまと乗せられてしまった人々がお高いワインをせっせと買い込む訳です。

私は昔からいろいろな種類のワインを見付け我が国に紹介し、その殆どが今やトップブランドとなったと云っても過言ではありません。ですが価格だけは異常に上がったものの味のレベルをキープしているのは殆どございません。有名ブランドを追う人に味音痴が多いのは業界では周知の事実であります。従ってフェイク・ボトルが蔓延る訳です。


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| 06:30 PM | comments (0) | trackback (x) |
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