ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Rayon d'Or
Rayon d'Or

フランス農水省公式葡萄品種目録には Rayon d'or B (*) とあります。「B」は果皮色の省略形、末尾の印は種間交雑を意味します。普通に読むとレイヨン・ドールのはずですが違っていたら後程訂正させて頂きます。

ペディグリーについてはややこしいので省略しますがレイヨン・ドールの父は正式名称 ARAMON DU GARD、こちらの葡萄とのこと。親を辿っていくと種の異なる葡萄にいきなり遭遇してしまいます。

レイヨン・ドール、葡萄房の画像は VIVC からこちらをご覧下さい。結構立派な大きさです。いつもの元祖はこちら、新フランス葡萄はこちらで、後者の栽培面積の推移を見ると数千ヘクタールから一転して1桁というのが最近の数値であります。種間交雑により生まれた葡萄はもはや無用の長物と云うことでしょうか。

深刻なフィロキセラの被害は昔のことと高を括っていると、また別の驚異に晒されるかも知れません。

「災害は忘れた頃にやってくる」

新型インフルエンザではありませんがハイブリッド・フィロキセラが現れる可能性は0ではないはず、新品種の開発は続ける必要が有ると思いますが如何でしょうか。

さてこのレイヨン・ドール、人工的に交雑を繰り返し生まれた地はローヌ・アルプ地域圏のアルデッシュ県とされていますが栽培されたのはこちらのサイトによるとシャンパーニュ地方やロワール、フランシュ・コンテの他アメリカとあります。またフランス以外にオランダで国家が認める葡萄として登録されているのは意外であります。

ワインは例によってフランスでは IGP 各種の葡萄品種規定に載っているもののこの品種で造られたワインというのは見当たりません。

| ワイン雑感 |
| 05:43 PM | comments (0) | trackback (x) |
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