ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Mondeuse Noire
Mondeuse N 本来は Mondeuse Noire

モンドゥーズ・ブランシュと違いモンドゥーズ・ノワールのはずが「Mondeuse」だけの表記となっている黒品種、もちろん本来の名称は MONDEUSE NOIRE 。フランス農水省の葡萄品種目録作成担当者は恐らく葡萄のことには無関心なはず。というのは他に MONDEUSE GRISE というフランス原産の葡萄品種も存在するから、ちゃんと区別する必要があると思うのです。

色を表す形容詞も男性名詞の場合と女性名詞を形容する場合で変化しますし(例えば Chardonnay blanc は男性名詞シャルドネの、白色を表すのは blanc ですが Mondeuse は女性名詞ですので白色を表すには blanche となります)略号で済ますというのはあまりにもお粗末であります。

さて画像を見て頂きましょう。VIVC のサイトからこちらをご覧下さい。全長 20cm 程の葡萄房、大きさで云うと中程度でしょうか。新フランス葡萄品種のサイトはこちら、元祖フランス葡萄品種のサイトはこちら、ル・フィガロのワインサイトはこちら

モンドゥーズ・ノワールの方がモンドゥーズ・ブランシュよりも栽培面積が大きいので認知度も高いはずです。VIVC のデータと新フランス葡萄品種のサイトの栽培面積推移グラフは同じ数値を示していて 2011年現在 292ha と結構栽培されています。

この品種もモンドゥーズ・ブランシュ同様サヴォワ地区の2つのアペラシヨンだけに適用されます。詳しくは直近の拙ブログもしくは De vignes en vins... のサイトからこちらをご覧下さいませ。

ところで先日ご紹介申し上げたアレクセイ・ヴォロディン、ラフマニノフの2番第3楽章の後半を是非お聞き頂きたいと思います。 フィナーレの主題を導くピアノの雄大なコーダに続く演奏は圧巻であります。音の芯がしっかりしており早いだけの薄っぺらい演奏ではありません。ロシアのリヒテル、ギレリス、ベルマンに続く新たな巨匠の誕生と申し上げたい。


| ワイン雑感 |
| 03:57 PM | comments (0) | trackback (x) |
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