ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Léon Millot N (*)
Léon Millot N (*)

そのまま素直に読むとレオン・ミヨという黒品種。(*)注釈付きなので種間交雑、交雑・交配の繰り返しによるもので先祖を辿るのが難しい品種であります。VIVC のサイトからこの品種のそのまた母、つまり祖母に当たるのが正式名称 MILLARDET ET GRASSET 101- 14 、一般には101-14 と呼ばれるボルドーなどでは有名な(接ぎ木の)台木であります。

接ぎ木の台木と云ってももちろん葡萄の樹に違いありませんので、他の葡萄を接ぎ木しなければ葡萄の実も生る訳です。フィロキセラとはヨーロッパ原産の葡萄の根を食い荒らす虱の一種なので、アメリカ原産のフィロキセラに強い「根」即ち台木を必要としたのです。

本題に戻ります。レオン・ミヨは1911年アルザスはコルマールのオベールラン研究所に於いて Eugène Kuhlmann 氏が MILLARDET ET GRASSET 101- 14 O.P. (果皮色不明)を母、GOLDRIESLING (白)を父として交雑に成功した黒品種であります。

画像は元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。VIVC のサイトから葡萄房の拡大画像はこちらを開いてズームアップをクリックして下さい。

2011年現在フランス全土に 78ha 栽培されているとのことですが何処に栽培されているのでしょう。

フランス農学研究所関連サイトによるとアルザスのオー・ラン県原産とあります。ですが現在アペラシヨン・アルザスではこの品種の栽培を認めていません。

再びVIVC のサイトからこちらをご覧頂くとアメリカ・カナダ、そしてドイツなどで栽培されていることが分かります。フランスでは例によってアルザスからは遠く離れた地方の IGP 葡萄品種規定にその名が載っているだけであります。



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