ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Manseng gros blanc 続き
VIVC によると Manseng と名の付く葡萄は MANSENG PETIT BLANC 7339、この MANSENG GROS BLANC 7338MANSENG NOIR 7340(黒葡萄)MANSENG VERT 7341の他 MANSENG GROS DE LUCQ 15021MANSENG GROS MEUNIER 15022 の全部で 6種に分類されていていずれも原産国はフランスとしています。

ですが普通一般にワインとして利用されるのはマンサン・グロ・ブランとマンサン・プティ・ブランの 2種類でしょう。

画像は先程紹介しましたが、新フランス葡萄品種のサイトから 2011年現在のフランスに於ける栽培面積はマンサン・グロ・ブラン 3,024ha に対してマンサン・プティ・ブランはその 1/3 程の 1,127ha となっています。

いずれも 1958年から 1968年は 2種類の合計で 32ha、34ha だった訳ですからフランスでは、近年飛躍的に増加した人気品種と云うことになるはずです。

マンサン・グロ・ブランを使う AOC ワインは Béarn, Floc, Irouléguy, Jurançon, Pacherenc du Vic-Bilh, VDQS Saint Mont, VDQS Tursan そしてBuzet と Des vignes en vins... のサイトにありますが検証してみます。

先ずはベアルン、発音は Forvo からこちらでアタマにアクセントがあります。

a) - Les vins blancs sont issus des cépages suivants :
- cépages principaux : gros manseng B, petit manseng B, raffiat de Moncade B ;
- cépages accessoires : camaralet de Lasseube B, courbu B, lauzet B, petit courbu B, sauvignon B.
d) – Vins blancs :
- La proportion des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement.
- Le cépage raffiat de Moncade B est obligatoirement présent dans l’encépagement.

当該品種はマンサン・プティ・ブラン、ラフィア・ド・モンカードと共にベアルンまたはベアルヌでは主要品種であります。

補助品種にけったいな名称がありますがカマハレ・ド・ラスーブは拙ブログのこちらで申し上げました。

最後の行、ラフィア・ド・モンカードについてですが、主要品種として半ば強制的に組み入られてしまったみたいです。というのは以前の法律をご覧になればお分かり頂けるはず。

コピーさせて頂くとアペラシヨン・ベアルンまたはベアルヌでは元々白ワインの葡萄品種規定は次の通りでした。

Vins blancs : Petit manseng, Gros manseng, Courbu, Lauzet, Camaralet, Raffiat, Sauvignon.

アルファベット順ではなく多く植えられている割合からの順序と考えますが、ラフィア・ド・モンカード(ここでは単にラフィアとなっていますが)はそんなに多く植えられていなかったはず。従って「無理矢理主要品種に組み込まれた」と判断します。何か政治的な意図があったのでしょうか?


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| 01:38 PM | comments (0) | trackback (x) |
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