ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Gramon
Gramon N

普通に読むとグラモン、第2次世界大戦アメリカの戦闘機はグラマン Grumman 、殿方のお好きなのは Glamour でしょうか^^。「N」が付くので黒葡萄品種、画像は元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。

両者とも 1958年グルナッシュ・ノワールとアラモンとの交配により生まれた品種としています。

ところがフランス農学研究所関連サイトのこちらでは年代が微妙に異なり 1960年としていて交配に成功したのはこちらの研究所。つまり INRA=フランス農学研究所本家本元となるのでこちらの情報の方が正しいはず。
ちなみに VIVC のサイトはこちら、やはり交配により誕生した年は1960年としています。

グラモンはモンペリエのフランス農学研究所に於いて1960年、母グルナッシュ・ノワール正式名称 GARNACHA TINTA ガルナッチャ・ティンタ(スペイン原産)、父アラモン・ノワールから生まれた黒葡萄品種ということに間違いないはず。フランスの呼称グルナッシュのアタマ「グ」を用い、アラモン・ノワール略してアラモンのアタマだけ外して「ラモン」を繋ぎ合わせただけの単純な合成名称。

アラモン・ノワールについては拙ブログのこちらをご覧下さいませ。

さてこのグラモン、アペラシヨンを有するワインに使われることはないみたいですがやはり IGP の葡萄品種規定にはキッチリ載っています。Coteaux des Baronnies コトー・デ・バロニー、Atlantique アトランティク、Périgord ペリゴール、Var ヴァー、Vaucluse ヴォクリューズ、Valée du Paradis ヴァレ・デュ・パラディ、Mont Caume モン・コーム、Maures モール、Gers ジェール、Hautes-Alpes オート・ザルプ、Drôme ドローム、Alpes-Maritimes アルプ・マリティム、Coteaux de Narbonne コトー・ド・ナルボンヌ、他にもあるかも知れませんが。

これだけ沢山の IGP 葡萄品種規定に載っているのですが新フランス葡萄品種のサイトによると 2011年現在フランス全土における栽培面積は僅か 3ha であります。有名無実?の IGP 法令の数々、何のための葡萄品種規定なのでしょうか。

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| 09:59 AM | comments (0) | trackback (x) |
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