ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Graisse
Graisse B

フランス語の発音は Forvo のサイトからこちらをお聞き下さい。グレッスでしょうかグレスかも知れませんが末尾に「B」が付く白ワイン用品種です。

画像はいつもの元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。後者によると昔はそこそこ栽培されていたものの 2011年現在僅か 13ha というのがフランス全土での栽培面積。

昨日の Gouget 同様に2つのサイトではこのグレスをグエ、グエ・ブラン正式名称 HEUNISCH WEISS の子孫であるとしていますが、今日のは間違いないはず。VIVC のサイトを開くと

Original pedigree  GOUAIS B

Prime name of pedigree parent 1  HEUNISCH WEISS

とあります。本来はグエ・ブランの子孫、母とされるのがホイニッシュ・ヴァイスであることまでが現在のところ解明されています。父は今のところ不明と云うこと。

新フランス葡萄品種のサイトには用途について次の説明があります。

Variété de raisin de cuve et pour eaux-de-vie.

即ちワインだけでなくオー・ド・ヴィーにも使われるとのことですが abcduvin.com のサイトを見るとそれがアルマニャックに使われていることが分かります。

現在のアルマニャックに使うことの出来る葡萄品種は拙ブログのこちらで述べました。ご覧頂けるとお分かりの通り

1° Encépagement :
Les vins destinés à l'élaboration des eaux-de-vie sont issus des cépages suivants : baco blanc B, blanc dame B, colombard B, folle blanche B, graisse B, jurançon B, mauzac B, mauzac rosé Rs, meslier saint-françois B, ugni blanc B.

となっていて葡萄の種類別割合規定など無いので上記の葡萄ならどれをいくら使っても良いと云う規定と解釈できるはず。
ですけどコニャックやアルマニャックの生産量は昔と違い現在はかなり控え目になってしまいましたのでこの葡萄品種も減少の一途を辿っていると云うことでしょう。

さて本来はワイン用の葡萄ですが、この品種を使うアペラシヨンを有するワインは見掛けませんが例によってドロームやオート・ザルプなどの IGP で数多く見られます。本来はフランス農学研究所関連サイトにあるようにミディ・ピレネー圏ジェール県原産のはずですが、かなり離れたオート・ザルプに植えられているのでしょうか?

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| 01:21 PM | comments (0) | trackback (x) |
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