ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Elbling
Elbling B

フランス語、ドイツ語ともエルブリング、発音は Forvo のサイトからこちらをお聞き下さい。アタマにアクセントがあります。

フランス農水省公認葡萄品種目録に登録されている白品種ですがどう考えてもドイツ生まれのドイツ育ち、紀元1~2世紀頃ローマ軍がトリアー近郊に植えたとされるのがこの品種だと云われてきたはず。

フランス農学研究所関連サイトの原産国はフランス、地域的にはアルザスであるというのは恐らく間違いで、VIVC の云う正式名称 ELBLING WEISS エルブリング・ヴァイスという白品種であります。その歴史は大変古く 2000年前あるいはそれ以上前に遡るはずで、原産国はドイツでありその先祖(父方)はフランスで忌み嫌われたホイニッシュ・ヴァイス、フランスでは一般的にグエと呼ばれる品種であります。

現在フランスでは殆ど栽培されていませんがドイツでは健在です。またカリフォルニアや南アフリカその他ヨーロッパ各国で栽培されているのが現状です。

さて画像は元祖フランス葡萄品種のサイト新フランス葡萄品種のサイト、そしてVIVCのサイトでご覧頂けます。

新フランス葡萄品種のサイトのグラフをご覧頂ければ 2011年現在フランスでの栽培面積は僅か 0.3ha 、即ち殆ど栽培されていない品種と云うことが明白です。

VIVC によるとこの品種の母方に相当する葡萄品種は未解明であり、父方だけがホイニッシュ・ヴァイスであることが現時点での遺伝子解析結果であります。

フランス全土で僅か 0.3ha しか植えられていない葡萄品種をフランス各地の IGP の法令で認可葡萄品種としているのはやはり法律の不備、法令作成の怠慢と考えます。

フランス原産の葡萄品種ではなくドイツの古代から続く葡萄品種としてお考え下さい。


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| 05:57 PM | comments (0) | trackback (x) |
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