ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Courbu Blanc
Courbu B

クルビュ、前に冠詞が付きますが発音は Forvo のサイトからこちら、やはりアタマにアクセントがあるようです。果皮が緑色の所謂白品種クルビュの画像は新フランス葡萄品種のサイトからこちらを。また元祖のサイトからこちらもご覧下さい。

名称ですが新フランス葡萄品種のサイトとフランス農学研究所のサイトでは単なる「Courbu」、元祖フランス葡萄品種のサイトでは冠詞を省くと「Courbu blanc 」、VIVC も同じく「COURBU BLANC 」とまた見解が分かれています。

名前に関しては意見が分かれるもののシノニムについてはほぼ同意見なのが「元祖」と「新」。両者ともスペインの発泡酒チャコリに使われるオンダラビ・ズリと同じ品種としているのです。

ですけどこれらに対して異なる説を唱えるのが VIVC のサイト。クルビュ・ブランのシノニムは14種類、コピーさせて頂くと

BORDELEZA ZURIA
CHACOLI ZURIA
COUGNET
COURBEAU
COURBI BLANC
COURBIES
COURBIS
COURBU
COURBU GROS
COURBUT
COURBUT BLANC
COURTOISIE
ONDARIA ZURIA
VIEUX PACHERENC

オンダラビ・ズリは VIVC ではこちらで、正式名称 ONDARRABI ZURI でシノニムは9種類

HONDARRABI ZURI
ONDARABIYA ZURIYA
ONDARRABI TXURI
ONDARRUBI ZURILLA
OUNDANABI
TOCURI (徳利ではない)
TXURI
ZURI
ZURIA

即ちフランス原産のクルビュ・ブランとスペイン原産のオンダラビ・ズリとは全く異なる品種であるとしています。

ところで「元祖」と「新」ではそのオリジンについて、クルビュ・ノワールの白変種とは異なるとしています。現時点ではまだまだ解明されていない品種と云うことでしょう。今後の成り行きを見守りたいと思います。

さてこの品種が使われるワイン、フランスは南西地方のピレネー寄りの地域に限られますが、AOC では Pacherenc du Vic-Bilh パシュランク・デュ・ヴィック・ビル(通例甘口白、Sec 表示のあるのは辛口白ワインのみの AOC )、 Irouléguy (赤70%、ロゼ20%、辛口白10%
イルレギ、Béarn ベアルン(ベアーンって聞こえますけど赤・ロゼ、通例辛口白ワイン)、そして Jurançon ジュランソン(通例甘口白ワイン、Sec 表示は辛口、ヴァンダンジュ・タルディヴ表記はマンサン・プティとマンサン・グロのみ使用可)の4つですが主要品種としてクルビュが君臨しているのは、パシュランク・デュ・ヴィック・ビルとイルレギの2つだけでベアルンとジュランソンでは補助品種となっています。

IGP では Landes ランド、Gers ジェールそしてAriègeアリエージュの県名 IGPで 使用可能となっています。

ですが 2011年現在フランス全土に栽培されているクルビュは僅か 39ha ですのでそんなに広範囲に植えられているとは思えません。

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| 03:58 PM | comments (0) | trackback (x) |
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