ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Cot
Cot N

葡萄品種について書いています。最初は片っ端から何でも・・・ と思ったのですが、フランス農水省公式葡萄品種カタログというリストを見付けたので、それに従いアルファベット順に取り上げています。

さて本日の「Cot N」、ヨーロッパ言語では母音などに発音を変える記号が付いている場合があり、普通この品種は「Côt」と綴られることが多いと思うのです。例えば元祖フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。冠詞「le」の次は「Côt」となっています。

しかしながら新フランス葡萄品種のサイトフランス農学研究所のサイトはアクサン・スィルコンフレックスが付かない「Cot」としています。

Côt なら発音はこちらをお聞き頂ければお分かりの通り「コ」と末尾の「t」は発音しません。ですけど「Cot」なら「コット」と発音するのではないかと思うのです。実際フランス人のワイン生産者の多くは「コット」と末尾のt を発音していました。

フランス農学研究所のサイトからこちらをご覧頂きシノニムの欄にご注目下さい。こちらでは品種の(正式と思われる)名称を「Cot」、そのシノニムの一つとして筆頭に「Côt」を取り上げています。即ちこの2つは別物としているのです。そしてその次にフランスでは最もよく使われている「Malbec」を挙げています。

コもしくはコット、シノニムの代表はマルベックですがプレサックもしくはノワール・ド・プレサック、そしてオーセロワとところ変われば呼び名が変わる葡萄です。最近の遺伝子解析の結果この品種はマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントを母方、プリュヌラールを父方に持つ交配種であることが判明しています。

つづく
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| 03:06 PM | comments (0) | trackback (x) |
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