ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Chambourcin
Chambourcin N (*)

「シャンベルタン」とは違います、シャンブルサンと読む黒葡萄、注釈については拙ブログのこちらをご覧下さい。

英語の INTERSPECIFIC CROSSING 日本語なら種間交雑で良いのでしょうか、例えばヨーロッパ種と呼ばれるヴィティス・ヴィニフェラと、アメリカ産に多いヴィティス・ラブルスカとの間に生まれた品種は交配ではなく交雑。このシャンブルサンは SEYVE VILLARD 12-417 × SEIBEL 7053 から生まれた種間交雑とのことです。

では SEYVE VILLARD 12-417 とは何でしょうか?

こちらをご覧下さい。これまた INTERSPECIFIC CROSSING となってますね。この品種は SEIBEL 6468 × SEIBEL 6905 によって生まれたとあります。

で、さらにその SEIBEL 6468 を調べてみると SEIBEL 4614 × SEIBEL 3011 から生まれたとのこと。

先祖を辿っていくと複雑すぎて訳が分からなくなるのでこちらの系図をご覧下さい。これは Regent レゲント という葡萄の系図ですが、この葡萄の片方の親に当たるのがこのシャンブルサンです。

さてこの品種が誕生したのはフランス、ヴィエンヌから南へ 30km 程のところ Bougé-Chambalud というコミューンのプライベート・ブリーダーJoannès Seyve 氏が生み出したとのことです。詳しくはこちら もご覧下さい。

画像はいつもの元祖のサイト新フランス葡萄品種のサイトなどをご覧下さい。聞き慣れない名前ですけどフランス全土では1979年に 3,363ha 栽培されていた訳で、最近のデータ(2011年では 684ha )を見ても結構栽培されていることが分かります。

一応ワイン用葡萄とのことなのでワインを検索したいと思います。この品種を使うワインですが、アペラシヨンのワインでは恐らく該当するものはないはずです。IGPなら見付かるはずですが地域圏で申し上げるとローヌ・アルプですから、まずは IGP アルデッシュを見ると第5章葡萄品種規定にその名前があります。
IGPドロームにもその名がありますけど、発祥の地である IGPイゼールには残念ながらありません。広い地域をカバーする IGP COMTÉS RHODANIENS にもありますが、近所のコトー・ド・ラン、ヴォクリューズ、オート・アルプ、アルプ・ド・オート・プロヴァンスなどの各 IGP にその名はありません。

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