ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ワイン・ライターもさまざま
読売オンラインのワインニュースについては今までに何度か取り上げましたが、今回もまた問題発言であります。

まずはこちらをご覧下さい。

普通、ワインをそこそこ飲んでおられる方に「シャトー・ベレール」とは何処のシャトーかと尋ねると有名どころとしてサンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセのシャトー・ベレールを挙げる人が殆どのはず。

ですがここで取り上げられているのは AOC Entre-Deux-Mers アントル・ドゥー・メールの無名に近いシャトーであります。それを「シャトー・ベレール」を全面に出し、アペラシヨンを間違った表記「アントル・デュ・メール」として記事に載せるのは如何なものかと申し上げたい。

お高いワインを飲んだ自慢話を語る人に限ってワインの基本的な事柄が解っていない人々が多いと思うのです。

ボルドーの広大な三角州は2つの川なのですが幅が広いので「海」の間に挟まれたところという表現としてアントル・ドゥー・メールというわけで数字を交えて表記すると「Entre-2-Mers」となるわけです。でもこのライターは「Entre du Mers」と信じて疑わないのでこんな表記になったはず。ですけどこれは文法的に不自然であります。フランス語も知らなければアペラシヨンも殆どご理解頂けていないはず。

| ワイン雑感 |
| 04:45 PM | comments (3) | trackback (x) |
コメント
こんにちは。

仰っていることは、誠に御意ですね。
野次馬根性が出てしまいますが、社員(記者)でしょうか?それとも外部ライターでしょうか?

草々 system-d
| system-d |2012/08/31 03:14 PM |
system-d さま

毎度書き込み有り難うございます。

山本昭彦という人の記事だと思います。この人恐らく読売新聞の社員のはずです。http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/diary/

本も出版されてるみたいですが・・・
| Georges |2012/08/31 03:54 PM |
YOMIURIのここだけ?・・・でしょうか。
前にも思ったのですが文責のない記事って無責任記事ですから、こうした輩が魑魅魍魎的に記載できるんでしょうね。

この方の過去記事リストがありました。わたしも在仏時から10本くらいは飲んだ(もう在庫はvv1999だけですが)ボーカステル・ブランVV1997の記事があり拝見しました。
文中にもありますが、このワイン、確かに一回閉じるのですが、10年程度からシェリーの要素が入るのは(たぶん)結構な方達では有名な話と思います。

要するに、この方は、聞いた話をとってつけた記事として書くのが得意のようですね。ところが、本来、造詣があれば書けない記事を書ける。故に使われているんだなあと推測されますね。

早々 system-d
| system-d |2012/09/01 09:38 AM |

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