ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

アペラシヨン・サン・モン
フィロキセラの被害を免れた葡萄畑がフランスに現存していてそれを政府公の機関が認めたというお話ですが、場所とか葡萄品種については具体例が挙げられていませんでしたので書いてみたいと思います。

まずはAOP Saint-Mont について。
昔の VDQS 時代では Côtes de Saint-Mont としてチュルサンの東部にその呼称が認められましたが後に Saint-Mont と改称、そして2011年末のVDQS 廃止の前にアペラシヨンとして認定されました。

場所はこちらの地図をご覧下さい。スペインに近いバイヨンヌから東へ180km 程、ワインで申し上げるとジュランソンで有名なポーから北東に100km 程、工業都市トゥールーズからですと西に130km 程の地点を中心とするかなり広い地域をカバーしています。

サン・モン・ワインのサイトがありますのでこちらをご覧下さい。フランス語の他に英語、ドイツ語もありますので参考になると思います。まずは2011年5月19日にアペラシヨン・サン・モンとして認められたことをトップに載せています。

左のメニューから Le Terroir de SAINT MONT 、さらに Des cépages autochtones をクリックすると葡萄品種の詳細が表示されます。

赤ワインとロゼには Tannat, Pinenc, Cabernets franc et sauvignon, 白ワインには Arrufiac, Petit Courbu, Petit et Gros Mansengs という表記をご確認頂けるでしょうか。

タナの次のピナンは正式名称 FER フェールのこの地域で呼ばれる名称、即ちシノニムであります。割合などについての記載はありませんが実は最新の法律では次のような規定が設けられています。

a) – Vins rouges et rosés :
- cépage principal : tannat N ;
- cépages complémentaires : cabernet-sauvignon N, fer N ;
- cépages accessoires : cabernet franc N, merlot N.

b) – Vins blancs :
- cépage principal : gros manseng B ;
- cépages complémentaires : arrufiac B, petit courbu
- cépages accessoires : courbu B, petit manseng B.


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