ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

DOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われる葡萄品種は
DOCG キャンティ、同じく DOCG キャンティ・クラッシコに使われる主な葡萄品種はサンジョヴェーゼですがそのもう少し南のモンタルチーノで造られる DOCG ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われる葡萄はサンジョヴェーゼでなければならないはずですが、実は別品種も混じっていた模様です。

こんなことを言うとまた非難されそうですが事実であります。

最近はDNA解析が進み、この地ではサンジョヴェーゼの他に「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と命名された葡萄が植えられている事実が判明しています。

ですがその「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」葡萄の DNA 解析結果が現在のところ発表されていないので、大きく報道されていないものと思われます。

まずサンジョヴェーゼですがフランスではこの品種は Nielluccio ニエルッチオと呼ばれています。Nielluccio ニエルッチオ、これがシノニムであり正式名称はサンジョヴェーゼであります。サンジョヴェーゼは最近の遺伝子解析の結果、カラブレーゼ・ディ・モンテヌオーヴォとチリエジョーロの自然交配で生まれた品種と分かりました。

こちらをご覧下さい。コピーさせて頂くと次の通り

D'après des analyses génétiques récentes, il est issu d'un croisement naturel entre le calabrese di Montenuovo (mère) cépage quasiment inconnu et le ciliegiolo (père).

即ち殆ど知られていない品種カラブレーゼ・ディ・モンテヌオーヴォを母方に、チリエジョーロを父方とした自然交配種ということが最近の遺伝子解析の結果判明した訳。

これはフランスの葡萄品種のサイトこちらに載っているのですが、INRAやVIVCのサイトには未だ載っていません。現在その裏付け作業中なのでしょうか?

ですが VIVC のサイトで明らかなことはサンジョヴェーゼとブルネッロ・ディ・モンタルチーノは品種番号も異なりますし、もちろんシノニムも違います。VIVCのサイトからサンジョヴェーゼはこちら、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはこちらをご覧下さい。

サンジョヴェーゼのシノニムは76種類報告されていますがブルネッロ・ディ・モンタルチーノのシノニムは3例しかありません。コピーさせて頂くと次の3つだけ。

BRUNELLO MONTALCINO
SANGIOVESE
SANGIOVESE GROSSO

ということはモンタルチーノ周辺に植わっている葡萄の中にこのブルネッロ・ディ・モンタルチーノが存在していると云うこと。

| ワイン雑感 |
| 11:57 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが純サンジョヴェーゼでないことは周知の事実のはずです.サンジョヴェーゼ・グロッソはサンジョヴェーゼからの突然変異種と言われていますが.
| brunello |2014/12/15 03:00 AM |
brunello さま

ご投稿有り難うございます。貴殿のメールアドレス不詳のためこちらでお答え致しますが、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワインとそれに使われる葡萄品種については拙ブログのこちらhttp://dks.moo.jp/winebp/index.php?e=3314で述べています。

サンジョヴェーゼ・グロッソというシノニムについても、同様に述べておりますので今一度ご覧頂ければ幸甚に存じます。

また後にブログで取り上げますがサンジョヴェーゼの遺伝子解明が進み、現在のところ2つの説が有力となっています。最新の情報をご覧下さいませ。
| Georges |2014/12/16 10:23 AM |

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