ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

アルザス ヴァン・ダルザス Alsace Vin d'Alsace
現在は葡萄品種の遺伝子解析が進んできたのでフランスやイタリアのワイン法が大きく変わりつつあります。今後さらに解析が進むとまた変更になる可能性が高いのですが、とりあえず昔と異なる点を取り上げ詳しく調べて参りたい所存でございます。

原則的に葡萄品種名は通称の後に正式名称を併記しますのでその旨ご理解のほどお願い致します。

フランスのワイン法、地域やコミューンの詳細は INAO の現時点での最新情報のURLを貼り付けますが、これは時として変更になりますので情報は常に新しいものと置き換えて頂ければ有り難いと思います。

アルザスはもはや単一品種ばかりではない!

「アルザス」でまず思い浮かぶ葡萄品種はリースリング Riesling Weiss 、ゲヴュルツトラミネール Tramner Rot、そしてトカイ Pinot Gris 。また「アルザス」の美味しいワインとしてグラン・クリュやクロ・何某、ヴァンダンジュ・タルディヴにセレクション・グラン・ノーブルなどの高級品を思い浮かべる方も多いかも知れません。

先日取り上げたアルザス・ジャンティ Gentil (現行法での規定は無し)やエーデルツヴィッカー Edelzwicker の2つだけがブレンドワインではありません。2012年1月29日現在のアルザスの葡萄品種規定をご覧下さい。次の通りです。

Alsace + 葡萄品種名の一例を示していますが、上から順に説明しますと

Alsace Auxerrois とラベル表記するには葡萄品種オーセロワ Auxerrois しか使用出来ません。

次の Alsace Chasselas もしくは Alsace Goetedel はシャスラ・ブラン Chasselas Blancとシャスラ・ロゼ Chasselas Rosé との表記ですが2品種のブレンドでも構わないと云うことです。

Alsace Gewurztraminer はゲヴュルツトラミネール Traminer Rot だけしか使えません。

Alsace Muscat は3品種即ちミュスカ・ア・プティ・グラン・ブラン Muscat à Petits grains blanc 8193 MUSCAT A PETITS GRAINS BLANCS 、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ロゼ Muscat à Petits grains rosé 8186 MUSCAT A PETITS GRAINS ROSES、ミュスカ・オットネル Muscat Ottenel 8243 MUSCAT OTTONEL(夫寝る)となっていますが今まで葡萄品種は単に「ミュスカ」とだけの規定だったのが実は調査の結果3品種はそれぞれ別物であったことに他なりません。

さて次からが問題です。
Alsace Pinot blanc はオーセロワとピノ・ブラン、どちらもピノ系ではあるものの全くの別品種を混ぜてよいと云うことになっています。

その次が大変理解に苦しむのですが、Alsace Pinot または Alsace Klevner とラベル表記するワインは何と4品種OKなのです。オーセロワとピノ・ブランはもちろんのこと醸造の際、果皮を素早く引き上げて白ワインとして仕立てたピノ・ノワールにピノ・グリもOKという訳です。

| ワイン雑感 |
| 11:57 PM | comments (0) | trackback (x) |
コメント

PAGE TOP ↑
コメントする








絵の中の文字を入力して下さい:



PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::アルザス ヴァン・ダルザス Alsace Vin d'Alsace
All Rights Reserved./Skin:oct