ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Latour-Martillac 2005 AC Pessac-Léognan
シャトー・ラトゥール・マルティヤックのルージュ、ヴィンテージは2005年でアペラシオンはペサック・レオニャン、場所はシャトーの名称にもあるマルティヤック、生産者はボトルにサインのあるジャン・クレスマン氏であります。昔から著名なグラーヴの特級銘柄でお値段は何と 5,000円を遙かに上回ります。何故かダイニングルームのガラス扉付きの簡易セラーに入れてあったのでデイリー用と間違えての抜栓でありました。

生産者のサイトから2005年の赤ワインのセパージュは カベソー 65%、 メルロー・ノワール 32%、 ヴェルドー・プティ 3% とのことです。瓶詰めは2006年の6月飲み頃は何と2020年頃とのこと。

さて日本語版ボルドーワイン委員会のサイトがいつの間にか消去されてしまいました。現行法とはあまりにもかけ離れた内容なので恥ずかしくなったのでしょうか、こちらの質問には何一つ答えないままサイトを閉鎖するとは・・・

勘違いする人が多いのですが AOC ペサック・レオニャンは AOCグラーヴと共存するわけでグラーヴの一部であるとお考え下さい、範囲は重なっているわけですから。INAOのサイトからコミューンの名称を入力してそのアペラシオンを検索すると、例えばこのシャトーの所在地 Martillac を入力するとワイン関係では

AOC - AOP --Bordeaux
AOC - AOP --Bordeaux supérieur
AOC - AOP --Crémant de Bordeaux
AOC - AOP --Graves
AOC - AOP --Graves supérieures
AOC - AOP --Pessac-Léognan

と6つがヒットします。即ちこの地で出来るワインとしてはボルドー、ボルドー・シュペリュール、クレマン・ド・ボルドー、グラーヴ、グラーヴ・シュペリュールそしてペサック・レオニャンということ。まあこの地でAOCボルドーとして赤・白ワインを売り出す生産者は居ないかも知れませんが・・・。でも例えばこの地の生産者がロゼを造った場合、アペラシオンは発泡性を除けばボルドーだけしか名乗れません。


さて開けてしまったからには飲まざるを得ません。グラーヴの特級なので抜栓後しばらく放置してそれから派手にデカンタージュ。色はまだ紫色成分を残したルビーレッド。グラーヴ特有のベースを持っており骨太なのは香りだけで分かります。

デカンタから30分、鍋が煮えた頃にやっと一口目を頂きます。想像以上に柔らかく甘みがあります。もちろんしっかりした酸とややザラツキのあるタンニンはしっかり存在しますけどね。

寒いときには鍋に限ります。豆腐が主体の豚シャブですがワインだけ飲んでも非常に味密度が高いので敢えてワインを合わせると云うよりワインはワイン、鍋は鍋として楽しむ事が出来ました。

やはり生産者のお薦め通り飲み頃は少なくとも5年は待ちたいと思います。
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| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |
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