ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Champagne M.Hostomme Cuvée Mélodie 2004 Brut Grand Cru Blanc de Blancs
シャンパーニュ・オストムの特別吟醸品は毎年生産される訳ではなく、ミレジムに相応しい良年に2000本限定で造られます。葡萄はコート・デ・ブランの特級畑のシャルドネだけを用い樽醗酵されたベースのワインをシャンパニザシオン、リリースされたばかりのミレジムは2004年であります。2004年ヴィンテージですからティラージュは2005年の秋でしょうね。デゴルジュマンの後最低3ヶ月は寝かされるはずですから瓶内第2次醗酵の期間は66ヶ月以上となります。

ワインの中でもシャンパーニュはその醸造から出荷まで随分と時間が必要な種類に属します。来月新聞を賑わすであろうローヌの安酒、この原価の大半は航空運賃が占めることをもっと知らせるべきではないか。

昔はたったの3フラン(当時のレートで日本円換算すると180円程)もしない新酒に500円程の航空運賃を支払わされ、さらにその合計に関税をかけられた上、それらの合計の5割を酒税として徴集していた我が国の政府。当時ワインを飲む人から取りたい放題の税制を強いていた訳ですから、そんな実情を知って貰うと困った訳です。

そんな訳ですから今も国内ワイン法の整備などする訳がありません。偽物ワインが氾濫していても政府としては全く取り上げようとしないのはこうした無理解が原因ではないでしょうか。

さてちょっと脱線しましたがワインの話に戻します。樽醗酵といっても新樽で内部を焦がしたような樽ではなく、あくまで古い樽。従ってワインに樽の色などは付かないのでグラスに注がれた液体はかなり青みの強いイエローに輝きます。

特徴的なのは微粒子の泡と洋梨+柑橘系のフレーバーでしょうか。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (3) | trackback (x) |
コメント
いつも勉強させていただいております。ひとつ質問させてください。

>昔はたったの3フラン(当時のレートで日本円換算すると180円程)
>もしない新酒に500円程の航空運賃を支払わされ、さらにその合計
>に関税をかけられた上、それらの合計の5割を酒税として徴集して
>いた我が国の政府。

酒税が従価税で、CIFDの50%だったというのはいつごろの話なのでしょうか?
| pinot_droit |2011/10/11 05:20 PM |
pinot_droit さま

ご投稿有り難うございます。

取り敢えず頂戴したメイル・アドレスにご返答致しました。記憶にあるのは1983年の Vosne-Romanee 、特に酷かったのが先日取り上げたあのお高いワインの畑に降ったピンポン球位の雹。ところが当時壊滅的と云われたにも拘わらず、リリースされた本数に驚いたものです。
そのリリースが1986年でしたからその年には既に従量税に移行していました。
| Georges |2011/10/11 05:44 PM |
申し訳ありません。メールアドレスを間違って打ち込んだようです。もう一度送っていただけますか?
| pinotdroit |2011/10/11 06:11 PM |

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