ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Prunaio 2006 IGT Toscana Fattoria Viticcio
生産者ファットリア・ヴィティッチオの存在を知る人は少ないはず。ですがここの造るワインはまず間違いなく美味しいと私は思う。もちろん人それぞれ好みは違うので万人受けするかどうかは定かではありません。

生産者のサイトはこちら、何度かアクセスを試みましたがどういう訳か繋がりません。輸入元の生産者紹介ページはこちらです。

裏ラベルを見るとこのワインに使われる葡萄品種は「Sangiovese grosso」とのこと。この名称がややこしいのです。何故かと申しますとサンジョヴェーゼ・グロッソと呼ばれる品種は2つ存在するからなのです。一つは素直に「Sangiovese」、VIVCのサイトでは葡萄品種番号10680として登録されている品種。

もう一つはブルネッロ・ディ・モンタルチーノという同名のDOCGワインと同じ名称の葡萄品種であります。VIVCのサイトでは葡萄品種番号1709に分類されています。最近のDNA解析の進歩によりこの2品種は同じではないことが判明しています。

尤も生産者の所在地はトスカーナ州フィレンツェ県のグレーヴェ・イン・キアンティですからここで云う「サンジョヴェーゼ・グロッソ」は恐らく「10680 Sangiovese」種でしょうけどね。ですがキアンティ・クラッシコは同じトスカーナ州のシエナ県もその範囲ですから、シエナ県モンタルチーノ以外で「Sangiovese grosso」と呼ばれる「Brunello di Montalcino」種が植えられている可能性は無きにしも非ずではないでしょうか。

さて開けてみましょう。キャップシールは残念ながらアルミのツーピースタイプで安っぽい。ところがコルクは非常に長い物を使ってます。隣のが普通の物ですので長さがお分かり頂けると思います。

生産者によっては瓶詰めに際してコルクをそのワインに漬け込むところもありますが感心しません。何の利益に繋がるのでしょうか? 漏れを想定してのこの行為、まことに頂けません。何処が・・・ って? ワイン通を自認される人はご存知のはずですよね。

コルクの状態から保管状況はまる分かりです。輸送とか保管状況に対するクレームへの対抗措置なのでしょうか、私は蛮行としか云えません。

コルクを引き抜いた瞬間、何とも良い樽の香りが漂います。まずは香りで満足。グラスに注ぐと実に綺麗な赤色を呈するのがこの生産者の特徴でしょうか。葡萄品種にもよりますが、見た目で分かる鮮やかな色調が好みであります。

もちろん味が一番大切です、果実味豊富でしかもドライに仕上がり決して重い味ではありません。また残留する化学成分が少ないのも有り難いと思うのです。
| ワイン日記::イタリアワイン |
| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |
コメント

PAGE TOP ↑
コメントする








絵の中の文字を入力して下さい:



PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインとピアノのある部屋::Prunaio 2006 IGT Toscana Fattoria Viticcio
All Rights Reserved./Skin:oct