ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Couhins 2003 AC Pessac-Léognan
シャトー・クーアン2003アペラシオン・ペサック・レオニャンのクリュ・クラッセとラベルに表示がある白ワインです。

アンドレ・リュルトン氏が所有するクーアン・リュルトンではありません。

このシャトーについては昔「国立農学研究所の所有となった後にアンドレ・リュルトンにその一部を売却」との情報を本で見た記憶があります。

ですがその昔、市場に出回るのは辛口の白ワイン、シャトー・クーアン・リュルトンしか無かったように思うのですが実際は2つのシャトーが存在し、それぞれが赤も白も造っていることが分かりました。

生産者のサイトはこちらグラーヴのクリュ・クラッセのサイトにも載ってあるので間違いなくグラーヴのクリュ・クラッセに格付けされていたのでしょうね。

気を付けて頂きたいのは格付け当時のワインの色

当時は白ワインに限定されていることにご注目下さい。

この時点ではシャトー・オー・ブリオンは赤しか認められていないのが面白い。

シャトーのあるコミューンはボルドー市内からすぐ近くの Villenave-d'Ornon ヴィルナーヴ・ドルノン、住宅地の中に葡萄畑があるようなシチュエーションのはず。

ネットからそれぞれのシャトーの住所を調べると Couhins chemin de la Gravette, Couhins Lurton 48, chemin de Martillac, となっており同一シャトーではありません。

グーグルアースを使って2つのシャトーを調べるとシャトー・クーアンの前の道シュマン・ド・ラ・グラヴェットを西へ進むとシュマン・ド・マルティヤックに突き当たり右方向(北方向)に行くとシャトー・クーアン・リュルトンに達するはず。

その距離僅か1.0kmと表示されます。便利なツールですね^^


さて開けてみましょう。

キャップシールからフランス国内用の物であることが分かります。白く塗装された錫箔に流通税納付済みの証が印刷されています。

コルクは意外にも長目であります。

クーアン・リュルトンの方は確かこのヴィンテージ2003年からスクリュー・キャップになったはずですね。

コルクを抜くと強い香りではなくフンワリとした優しい花のような香りが漂います。

グラスに注ぐと色はまだ青みの帯びたイエロー。

口に含むと味の密度は低い。

濃い濃いワインのお好きな人には受けないかも知れません。

ですけど一般的な家庭の惣菜は塩味控えめ、バターやクリームなども日本ではそんなに使わないはず。

従って薄味嗜好の人には受け入れられるはずであります。

2003年というとあの猛暑だった年、赤ワインでも茶変する物が多かったのですが、まったく熱の影響を感じさせない若さに少し驚きです。

さすがは上級アペラシオン、ペサック・レオニャン。

結構保存に耐えられるポテンシャルを持っているみたいです。
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| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |
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