ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Higueruela 2009 DO Almansa Cooperativa Agraria Santa Quiteria
拙ブログではこちらでこの2007年をご紹介しましたが、書いた通りあまり気に入らなかったワイン。

ですが旨安ワインとしてよく売れていると云われているこの「イゲルエラ」はスペイン、アルマンサDOの赤ワインです。

アルマンサって何処にあるのでしょう?

スペインワインのことなら専門サイトがあります。

こちらから上のメニュー左から4番目「スペインのワイン」を選択、上から2つ目の「産地紹介」をクリックするとこちらの地図が開きます。

地図上のマドリッドのところ「内陸部地方」をクリックするとその内陸部の詳細地図が開きます。

「アルマンサ Almansa」以外に「アルランサ Arlanza」もありますのでご注意下さい。

アルマンサは内陸部の南東に位置することが分かりますね。

ではどんな所なのでしょう?

輸入元のサイトからこちら をご覧下さい。

ワイン名の由来、現地の状況などをご覧頂けます。

生産者のサイトはこちら

輸入元のサイトにも記述がありますが葡萄品種は100%ガルナッチャ・ティントレラ、葡萄の表皮だけでなく中身まで赤い珍しい葡萄品種です。ワインにすると濃い色になって当然の葡萄ですね。

さてガルナッチャ・ティントレラとはどんな品種なのでしょうか?

シノニムとしてサイトでは「Alicante Bouschet」と書いてありますね。

これは元々フランスで交配された品種です。

1855年にグルナッシュ・ノワールとプティ・ブーシェの交配種として誕生したのがアリカント・ブーシェ、即ちガルナッチャ・ティントレラと云うことです。

それではプティ・ブーシェとは何でしょう。

これはもっと古い交配種で1828年AramonとTeinturierとの交配種です。

アラモンという品種は南仏はガール県にあるコミューン・アラモン原産の葡萄品種。

コミューンの名前が葡萄品種名になった訳です。

ガメイも同じですね。

コミューンの名前が葡萄品種名になることはよくあります。

タンチュリエは古い葡萄品種で現在中央フランスのロワール上流域がその栽培地となっているはず。

調べてみたらフランス語のタンチュリエという言葉はスペインではティントレラ、同義語だったのです。

こちらをご覧下さい。

葡萄品種について詳しく日本語で書かれています。


| ワイン日記::スペインワイン |
| 11:50 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
Garnacha Tintorela を言い換えれば、Grenache Noir a jus rouge という事にでもなるのでしょうか?
この品種は、Aramon の血も引くそうですが、Aramon 自体が今は廃れていると聞きますが、補助品種として細々と生き残っている様です。
何れにせよ、Pontica 系の品種という事にはなるのでしょうか。それにしても、葡萄品種というものは本当に数え切れない程にあるという事を改めて思い知らされます。
色々なterroir、climat が存在し、そこに品種があり、作り手が更に乗っかれば、ワインの味わいの幅は無限という事になるのでしょうが、その中で評価に値する物を作るだけでもかなり大変な事だと思ってしまう事もある訳です。
| Blairfindy1号2号 |2010/12/03 03:09 AM |
Blairfindy1号2号さま

今一度調べ直して追記しました。

アリカンテ・ブーシェについてはリンクさせて頂いたサイトに詳しく書かれています。

アラモンは非常に収穫量の多い葡萄で現在も栽培されています。
| Georges |2010/12/05 06:52 PM |

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