ワインと葡萄

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消えたアペラシオン・ロワール編「Chaume」
INAOのサイトから左のメニュー「Produits」から「Liste des produits et leurs cahiers des charges [CDC] 」を選択、アペラシオンの検索で「chaume」と入力して調べると Quarts de Chaume (カール・ド・ショーム)しか現れません。

一方ヨーロッパのワイン法に詳しいサイトですと左のメニュー・Anjou からこちらが開きます。

こちらには2007年2月21日の日付が見られますがその後いつ廃止になったのでしょうか。

もともとこの「Chaume」と云う名のアペラシオンは1980年代には存在しませんでした。元はと云うとこちらをご覧下さい。

2003年9月19日付にて Chaume 1'er Cru des Coteaux du Layon が認められたとあります。これは明らかにアペラシオンではなくデノミナシオンとして認可されたはず。INAOのサイトからこちらをご覧下さい。

指定された地域は下記のコミューン

Beaulieu-sur-Layon, Bouchemaine, Brissac-Quincé, Chalonnes-sur-Loire, Champ-sur-Layon, Chaudefonds-sur-Layon, Denée, Faye-d'Anjou, Montjean-sur-Loire, Mozé-sur-Louet, Pommeraye (La), Possonnière (La), Rablay-sur-Layon, Rochefort-sur-Loire, Saint-Aubin-de-Luigné, Saint-Lambert-du-Lattay, Savennières, Soulaines-sur-Aubance, Thouarcé et Vauchrétien.

かなり広範囲に認められた訳です。

ところがこちらには、コピーさせて頂くと

AOC ショーム(Chaume)
・シュナン種からの白・甘口。
・現在は、AOCコトー・デュ・レイヨンの一部。
・ショームの村の周辺は、丘陵を吹き抜ける風の影響で、ぶどうが独特の方
法で過熟する(パスリヤージュ)。

と書いてあります。

こちらには長年の苦労が報われたとの表記が見られますね。

その後、これが単独のアペラシオン・ショームとして認められたのがこちら。INAOのサイト内にも残っています、こちらをご覧下さい。

ショーム、ショーム・プルミエ・クリュ・デ・コトー・デュ・レイヨン、カール・ド・ショーム、同じような地域に同じような名前のアペラシオン、ややこしくて仕方ありませんね。

統一されて然るべだったのでしょう。

こちらにその辺についての記述があります。

ですが現在このショーム・プルミエ・クリュ・デ・コトー・デュ・レイヨンというアペラシオンは存在しません。

ところでカール・ド・ショームはもっと狭い範囲のアペラシオンであります。

こちらをご覧下さい。

コミューン・ロシュフォール・シュル・ロワールの

Les Quarts
Les Roueres
Le Veau

という3つのリュー・ディだけに認められたアペラシオンです。こちらは昔から全く変わっていないと思うのですが・・・。

「ショーム」と付いたアペラシオン、紛らわしいことが多すぎます。



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| 11:57 PM | comments (0) | trackback (x) |
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