ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bourgogne Chardonnay 2001 Domaine Paul Chapelle et ses Filles
まさに驚異の長寿命!

正統派ブルゴーニュ白ワインの典型とも云える逸品であります。

コートドールの著名なコミューンではないモンタニー・レ・ボーヌにその醸造所があるので殆ど知られていない生産者。

ですが生産者ポール・シャベル氏はコートドールの各生産者のワインの分析表を作るのがその仕事。

ワインのプロ中のプロと云っても過言ではありません。

そんな彼がピュリニー・モンラッシェのコミューンに所有するAC Bourgogne 区画の畑で栽培するシャルドネを樽醗酵、樽熟成にて造り上げたのがこのワイン。

彼は全てのワイン生産に砂糖添加所謂シャプタリザシオンを施しません。

従って若い内は辛くて飲みづらいのです。


さてこのワインは拙ブログで何度か取り上げたのですが、今回のは生産者の蔵に保管してあった物でこの秋に輸入されたばかりのロットになります。

早速開けてみましょう。

長寿命を想定したかのような長いコルクですが、かなり微妙な状態。

大漏れではありませんが若干の漏れであることがお分かり頂けるでしょうか。

これはキャップシールを被せる以前に生じた漏れで、輸送途中での温度変化による「漏れ」ではなさそうです。

グラスに注ぐと何と生き生きした色なのでしょう!

黄緑色というか、緑の成分が実に多い綺麗な色なのです。

香りはそんなに熟成を感じないフレッシュなシャルドネのアロマ、時間と共に変化するのでしょうけど・・・。

味わいはごく自然なブルゴーニュのシャルドネでとにかく旨い。

若干の漏れでも酸化した気配など全くありません。

今後は例のブショネ対策済みのコルクに変更するよう輸入元にお願いしたいと思います。
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