ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

第308回ワイン大学定例会@ル・ベナトン
既に関西のワインマニアの間では定評あるレストランとなりましたが、どうやらミシュランの見る眼は節穴だらけみたいです。

まあミシュランの☆が付いて今以上に予約が取りにくくなると困りますからね。

さてそんな夙川のフレンチ「ル・ベナトン」を借り切って開催した第308回定例会ですが、新しいメンバーが3人お越し頂きました。


先ずはアミューズ・ブーシュ「温かい季節の茸のフラン、フォン・ド・ヴォーの香り」ですが、セルフィーユの下に隠れているのは松茸。

寒い夜にこうした熱々のアミューズは大変有り難いと思います。

ソースはフォン・ド・ヴォーの香り・・・ としては少し弱かったかも知れません。


乾杯はスウェーデン王室御用達のシャンパーニュ。

小さい蔵なので毎年味が変わるのは仕方ありませんが、全く去年とは異質なシャンパーニュになっていて唖然としました。


前菜の一皿目は「ショウサイフグのカルパッチョ」のはずだったのですが天候に恵まれず入荷がありませんでした。

代わりに登場したのは蝦夷鹿のカルパッチョ。

これには唸りました!

蝦夷鹿のモモ肉「しんたま」と呼ばれる最上の部分を選び、柑橘類とエクストラ・ヴァージンでマリネしてから50℃で1時間火入れして冷まし、表面を炙ってスライスしたのがこのお肉。

添えられるのはタップナード、前菜としては凄いボリュームです。

何と柔らかいお肉! これは本当に旨い鹿の食べ方であります。

ワインはドニ・デュブルデュー教授自ら造る白ワイン2008年、やはり若いピノ・ノワールの方が良かったと思います。


前菜の2品目はメインみたいな「兎のロワイヤル」、去年も登場したお料理ですがリクエストが多かったのでお願いしました。

中身はご自身で行かれて確認して下さい^^

このお料理にはボルドーの赤ワイン1990年をご用意。

ラパンなので良く合いました。

魚料理は「オマール海老のビュイッソン仕立て、ソース・アメリケーヌ」。

オマール海老も一捻りしてご覧の通りの一皿に。

ワインはピュリニーの第1級畑から2001年を選んだのですが、この中の1本がブショネ。

ブショネが1本出ると伝染病みたいに続くのです。


肉料理は「フランス産窒息鴨胸肉のポワレとモモ肉のコンフィのグラタン」。

凄いボリュームです。

で、・・・・出ました! 2本目ブショネ。

ニュイ・サン・ジョルジュの1990年、やはり伝染病に罹患したのでしょうか。


メインのあとはフロマージュ盛り合わせが出ます。

コルトン・グラン・クリュ1990年はすべて大丈夫だったのがせめてもの救いでしょう。


デセールは季節の栗を使った物が勢揃い。

栗のアイス、栗の生地に栗のクリーム、そしてもろに栗。


小菓子もいろいろ。

どれもキッチリ美味しい。

LE BENATON (ル ベナトン)
兵庫県西宮市寿町4-12
TEL. 0798-37-2655

阪急「夙川」から徒歩3分
JR「さくら夙川」から徒歩4分
夙川駅から223m

12:00~14:00(L.O)、18:00~21:00(L.O) 要予約
完全禁煙
| ワイン大学 |
| 11:55 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
店の方はどのように思われるかわかりませんが、月に1回必ず利用させていただいてます私とすれば、ル・ベナトンさんがミシュランに載らなくて本当に良かったです。
| higemaster |2010/10/31 04:49 PM |
higemaster殿

ホンマですね、フランスのボーヌにある本店ル・ベナトンは☆1つなのに日本の支店に調査に来ないというのも不思議なお話です。

☆☆☆のカ・セントですが、天井は低く隣の席との間隔も狭いですし居心地は良くありませんでした。

お料理もチマチマした小物の連続で何を食べさせたいのか意図が分からずじまいに終わってしまいました。

追加で頼んだ生ハムだけは美味しかったですけどね^^

京阪神ミシュラン、初版だけで終わりそう。

火曜日は☆が付かなかった京都のお店に潜入です。
| Georges |2010/10/31 05:35 PM |

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