ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

現在のサヴォワ地区のアペラシオンについて
スイスに近いレマン湖の南に広がるサヴォワ地区ですが、2009年に法令が変わっています。

現在サヴォワ地区のアペラシオンは下記の5つになっています。

1. AOC Seyssel

2. AOC Vin de Savoie もしくは単にAOC Savoie

3. Roussette de Savoie

4. AOC Bugey

5. AOC Roussette du Bugey

昔あったクレピーとかヴァン・ド・サヴォワ・ムスーやペティヤンなどのアペラシオンは廃止されています。

ちなみに改正前のアペラシオンについてはこちらをご参考に。近いうちに消去される可能性が高いので魚拓を取りました。

まず最初にセイセルから述べたいと思います。

セイセルの範囲はアン県のコルボノとセイセル、オート・サヴォワ県のセイセルの3つのコミューンがその範囲。

ということはセイセルは2つ存在することになります。

そうなのです、アン県のセイセルは Seyssel 01420 Ain, Rhône-Alpes 場所はこちらにあり、川を挟んで東にあるのが Seyssel 74910 Haute-Savoie, Rhône-Alpes 同じローヌ・アルプ圏ながらオート・サヴォワ県の同じ名前ですが行政区分では別のコミューンなのであります。

アペラシオン・セイセルは2つのデノミナシオンを伴います。

スティル・ワインのセイセルは葡萄品種アルテスのみが許可されています。

もう一つのデノミナシオンはセイセル・ムスーでアルテスの他シャスラとモレット種が許容されています。

INAOの2005年版資料によると

Seyssel の栽培面積は69 ha、18 のワイン生産者 (15 の個人生産家, 1 つの協同組合, 2 つのネゴシアン)生産量は3 222 hl 。

Seyssel mousseux の栽培面積は僅か 14 haで生産量は969 hlだけとのこと。

葡萄品種のアルテスはルーセット・ド・サヴォワ、ルーセット・デュ・ビュジェイに使われる単一品種で別名 fusette 。

シャスラはロワールのAOCプイィ・シュル・ロワールに使われる単一品種としてそこそこ知られてはいるものの2009年にスイスで行われた遺伝学的解析によるとスイスのヴォー州が原産であるとのこと。別名グートエーデル、フォンダン、ルーザノワまたはローザノワ。もちろん原産国のスイスでは主要品種です。

モレット種はサヴォワの土着品種で基となる葡萄品種は古代品種 gouais グエであることが最近の研究で明らかになってきました。

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