ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ボルドーワイン委員会の示す「レ・コート・ド・ボルドー」第7項
大体このドルドーニュ川左岸のそんなに小高い場所ではないはずの地域アペラシオンを「レ・コート・ド・ボルドー」に組み入れること自体が理解しかねますが、ボルドーワイン委員会ではこのアペラシオンを次のように決めつけています。

グラーヴ・ド・ヴェイルのワインは、ほとんどが赤ワインです。

本当にそうなのでしょうか?

INAOのサイトで「Graves」と入力してアペラシオンを検索するといくつか登場しますがその中の「Graves de Veyres」を調べると

AOC - AOP --Graves de Vayres
--Graves de Vayres
Graves de Vayres blanc
Graves de Vayres blanc sec
Graves de Vayres rouge

こんな風に登場します。
赤もありますが、白は甘口と辛口の2種に分類されています。

グラーヴ・ド・ヴェイルの生産者団体に属するシャトーはこちらに載っていますが、アットランダムにクリックしても赤・白両方のワインを造っているシャトーが多い。従ってこのアペラシオンはほとんどが赤という表現は実情に即していないと云えるのではないか。

INAOのサイトからこのグラーヴ・ド・ヴェイルはどこかと申しますとこちらをご覧下さい。

次にコミューン・ドット・コムからこちらの地図をご覧になるとどんな地形かはご確認出来るはずです。

2つの地図を別のウィンドウで開き、比較すると分かりやすいと思います。

INAOでも、またコート・ド・ボルドーを組織する団体もこのグラーヴ・ド・ヴェイルを「コート・ド・ボルドー」として扱っていないのにボルドーワイン委員会はグラーヴ・ド・ヴェイルそしてコート・ド・ブールを「レ・コート・ド・ボルドー」として扱っているのが非常に不思議だと思います。

尚、このアペラシオンの葡萄品種構成は次の通りです。コピーさせて頂くと

1° Encépagement :
a) Vins rouges.
Les vins sont issus des cépages suivants : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, carmenère N, cot N (ou malbec), merlot N, petit verdot N.

b) Vins blancs.
Les vins sont issus des cépages suivants :
― cépages principaux : muscadelle B, sauvignon B, sauvignon gris G, sémillon B ;
― cépage accessoire : merlot blanc B.



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| 03:16 PM | comments (0) | trackback (x) |
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