ワインと葡萄

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ボルドーワイン委員会の示す「レ・コート・ド・ボルドー」第3項
ボルドーワイン委員会のレ・コート・ド・ボルドーの3つ目は Bourg & Côtes de Bourg と2つ書いてありますが、アペラシオンとしては2つとしてカウントするのでしょうか?

INAOではこちらの通り Côtes de Bourg, Bourg et Bourgeais と3種類の呼称を許容しています。即ち3つともアペラシオンとしては1つであります。

ボルドーワイン委員会は葡萄品種に関して

ワインはメルロが主体で、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを少量用います。

と記述していますが、INAOの規定を見るとどこにも「メルロが主体」という文言は見掛けません。赤ワインに関する葡萄品種の項目をコピーさせて頂くと

1° Encépagement :
Les vins rouges sont issus des cépages suivants : cabernet franc N, cabernet sauvignon N, merlot N et cot N (ou malbec).

カベルネ・フラン、カベソー、メルローとコット(マルベック)の4品種であればその割合に関する規定はないと見るのが普通です。従って「メルロが主体」とするボルドーワイン委員会の見解は根拠に乏しいと思いますが如何でしょうか。

念のためヨーロッパのワイン法に詳しいサイトからコート・ド・ブールを見ると赤ワインの葡萄品種についての規定は次のようになっています。

Les vins rouges ayant droit aux appellations contrôlées " Bourg ", " Côtes de Bourg " et " Bourgeais " devront provenir des cépages suivants, à l'exclusion de tous autres : Cabernet Franc, Cabernet Sauvignon, Carmenère, Merlot rouge et Malbec.

おやおや1品種増えてますね。1987年が最終の修正ですからINAOが公表している2009年9月18日付の4品種が正しいはずです。

フランスの法律もコロコロ変わっているのですね。

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