ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Haut-Nouchet 1989 La Grande Réserve AC Pessac-Léognan Louis Lurton
このワインは今年の2月にこちらでご紹介しました。

その時は大変状態が良かったのですが、続いて到着した同じワインに全く状態が異なるものがあったので再びのチャレンジとなったのです。

今回の分は輸入元が在庫から厳選して頂いたはずですので間違いないはず。

ワインの説明については2月のブログをご覧下さい。

ボルドーの辛口白ワインですが、このアペラシオン・ペサック・レオニャンは至って長持ちするのでその特殊性からグラーヴから独立したのかも知れません。

さて、今回のはどんな状態でしょうか、早速開けてみましょう。

コルクは当然の事ながらショボくなっているはずです。


ご覧の通り、先日の若いワインと比べるとかなり細くなっていますよね。でもこれは瓶詰め当時のコルクとしては極めて質の高い物だったはずです。

20年程経過しているのにコルクの細胞は殆ど損なわれていません。

シャンパーニュの栓で、先端がショボくなった物がよくありますが、それは超有名ブランド「クリュッグ」にはよくあること。普通のシャンパーニュのボトルと比較すると瓶口が極端に細いため圧縮に耐えられずコルクの細胞が壊れてしまうからであります。

毎度申し上げることですが、クリュッグが美味しかったのはほぼ20年前までのことで、グラン・キュヴェのラベルがクリーム色だった頃のお話であります。

その頃のクリュギストだった人、今もなおクリュッグを飲み続けておられるのでしょうか?

さて本題に戻ります。

さすがはペサック・レオニャンの辛口白ワインと思える実に気品のある香りにホッとしました。

コルクを抜けばすぐその良さが分かります。

色はそれなりに濃くなっていますが、生きている証拠はその青み成分の多さでしょう。

温度は裏ラベルに書いてある通り15℃が本来の美味しさを実感できます。

シェリー香など微塵もなく、グラーヴの熟成香の見本であるような素晴らしい香り、味わいは甘酸のバランスの取れた理想的辛口ボルドーの典型と申し上げたい。

市場に出回ることは殆どありませんがもし見つけたら是非お試し下さい。但しこれだけ年数が経っていますのでボトルによる個体差はあると思います。ですけど当たりなら末端価格でかなりの額に相当する味のレベルでしょうね。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (1) | trackback (x) |
コメント
ヤフーショッピングで8本買いました。さて、状態が良いことを祈ってます。
| higemaster |2010/04/30 04:44 PM |

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