ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Haut-Nouchet Blanc 1989 AC Pessac-Léognan Louis Lurton
シャトー・オー・ヌーシェの古酒と申し上げて良い1989年の白ワインです。エチケットのトップにはラ・グランド・レゼルヴとありますので恐らくシャトーのセラーに保管されていた物のはずです。

オー・ヌーシェ、私は初耳ですがアペラシオンはペサック・レオニャン、まだまだ知らないシャトーは無数にありますね。

クライヴ・コーツ著の「The Wines of Bordeaux」を開くとやはり載っていました。この本は点数付け評論家の物と大違いで、無視されているシャトーもちゃんと取り上げてあります。

ネットで何でも判りそうな時代ではありますが、ワインに関してはやはり頼りに出来る本の存在は有り難いと思います。

まずはその本から要約するとシャトーの所在地はマルティヤック、赤ワイン用の畑は28ヘクタールでその72%がカベソー、28%がメルロー、白ワインの畑は8ヘクタールで78%がソーヴィニョン・ブラン、22%がセミヨンとのこと。

ペサック・レオニャンを名乗れる葡萄畑としては最も南側に位置しており、シャトーの歴史は1830年代にまで遡ると云うことです。

裏ラベルをご覧下さい。

先ず上から見たいところですが一番下をご覧下さい。

オーガニック栽培でエコセールの認定まで受けていますね。葡萄は手摘みと書いてあります。

表のラベルはINAOの要件を満たしておりませんので本来こちらが正式なエチケットになるはずであります。

よく見ると生産者のサイトのURLが印字されています。

http://www.louis-lurton.fr/ ところがアクセスしても到達することは不可能です。

さてさてルイ・リュルトンとは一体誰でしょうか?

最近派手な動きを見せているのはピエール・リュルトン氏ですね、私のよく知っているのはシャトー・ボネに住んでいるアンドレ・リュルトン氏です。ですがボルドーで最も有名なリュルトン家と云えばやはりリュシアン・リュルトンではないでしょうか。

日本語のページをご紹介したいと思います。

こちらをご覧下さい。

ありましたね、シャトー・オー・ヌーシェはリュシアン・リュルトン(現在は名前を変えて「ラ・パッション・デ・テロワール」というネゴシアン)の持ちものであります。

系図をご覧下さい。

一番左側、何のシャトーの名前もありませんがこのルイ・リュルトン氏こそがこのシャトー・オー・ヌーシェの主だった訳です。

現在はそのネゴシアンの所有になっているのでしょうか、サイトが消えていることから相続人が継承しているとは考えづらく、恐らくラ・パッション・デ・テロワールが運営しているものと考えます。

| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |
コメント

PAGE TOP ↑
コメントする








絵の中の文字を入力して下さい:



PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::Château Haut-Nouchet Blanc 1989 AC Pessac-Léognan Louis Lurton
All Rights Reserved./Skin:oct