ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bourgogne Rouge 2006 Domaine Michel Gros
先ずはいつもの測定結果 85.0kg です。足踏み状態が続くかも知れませんが、無理に減量すると必ずリバウンドしますのでボチボチやって参りたいと思います。

さて、ワインは2006年ヴィンテージのACブルゴーニュ・ルージュ生産者はヴォーヌ・ロマネの有名人ミッシェル・グロです。以前飲んだとき、2005年とは違い随分と早く飲めそうな感じでしたので、また開けてみることにしました。

ワインは農産物であり葡萄は果物であります。我が国に於いても梅が豊作の年もあれば不作で価格だけが高いときもしばしばあったはず。桃も同じく毎年甘い桃がたわわに実ることなど無いはずですね。

ワイン造りは近年果汁濃縮法により、悪い年でも誤魔化すことが可能になったと云われておりますが、良年と同じく熟成に耐えるかどうかはまだ結論が出ていないのではないでしょうか?

ところで最近あちらこちらで見掛けるベルジュラックのネット宣伝、もうご覧になったでしょうか?

これはフランス政府公認ワイン生産地の宣伝のはずです。

で、そのベルジュラック地方のAOCワインの説明文を読んでオヤッと思いました。ペシャルマンに関する記述ですがコピーしますと「ベルジュラック地方の北東部にあるペシャルマン村周辺が産地」。

疑問点は「ペシャルマン村」という記載であります。

なるほどベルジュラックの地図を見ると「Pécharmant」という場所がベルジュラックにあることはあるのですが・・・、これは「村」とは云えないはずであります。

AOC・ペシャルマンの地図はこちらから、コミューンはDordogne (24)県の : Bergerac , Creysse , Lembras , Saint-Sauveur であり、Pécharmant というコミューンは含まれません

次にコミューンドット・コムのトップページから「Pécharmant」と入力して検索しても結果は出ません。

こちらの地図 をご覧になると確かに「ペシャルマン」という地名は確認出来ますが、それは独立したコミューンではなく「ペシャルマン村」という表現は如何なものかと思いますが如何でしょうか?

前置きが他のワインの話になってしまい申し訳ございません。

さてこのワイン、コルクは大変質の良い長さ50mmですが太いのでそれほど長くは見えませんね。ワインに触れた部分の色付きは仄かであります。ボルドーワインのように色付きを求めることはありませんが、葡萄の出来がそんなに良くなかったことを示すものではないかと思います。

ですが抜栓と同時にベリー系の大変良い香りが漂ってきました。

香りだけで十分楽しめそうな雰囲気です。

グラスに注ぐと意外にもそんなにメチャクチャ薄い色ではありません。まだ紫色成分がしっかり残るルビーレッドでしょうけどこれが本来のブルゴーニュ赤ワインの基本的な色ではないでしょうか。

評論家に気に入られるように濃い濃い色のワインを造るところが目立ちますが、私はそんなあざとい生産者のワインを好きにはなれません。

残留亜硫酸も殆どありませんし、取って付けたような酸やえぐいタンニンもなく、甘酸のバランスはとても綺麗であります。

ガルバーニのリコッタチーズとトマトでカプレーゼを造り、そのあとスパゲティ・ポモドーロと合わせましたが抜群の相性を示してくれました。

淡い色にも拘わらずとても素敵な香りが秋の夜長に最適であります。

本物のクリーム系チーズともピッタリでしょうね、若いワインがお好きな方でしたら既に飲み頃に達していると思われるはずです。妙なキツさがないので安心してお飲み頂けると私は思います。お薦め!
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:34 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
いつも楽しく拝見しております。

インポーターは、ミシェル・グロとベルナール・グロは、果汁濃縮機を共同で購入していると宣伝しているようですね。

飲んだ感覚から、そう感じられたことはありますか?

1級クラスでも4年後ぐらいから確実においしく飲めるドメーヌで、レストランの滞在時間中に開いてくれるので、重宝しているのですが、私自身、バランスが悪いと思ったことはないし、濃いとも思わないので、実はそんなに使っていないのでは?と思っています。
| bruckner |2009/09/29 06:18 PM |
brucknerさま

初めてのご投稿ですね、有り難うございます。

さてミッシェル・グロはご存知の通り1996年から補糖を一切やらなくなりました。

で「Concentrateur de moût」は毎年使う訳ではないようです。

必要に応じて使うのを基本にしており、ベルナールみたいにガンガン使うというスタイルではないみたいです。

ACブル赤、食べるものは選びますけど今飲んで美味しいと思います。
| Georges |2009/09/29 07:10 PM |

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