ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Champagne Beaumont des Crayères Fleur de Prestige Brut 2000
先日ご紹介したボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュは所謂旧ラベルのものであり、輸入元の説明と私が聞いた話とは相違点があったので調べてみると、間もなく新ラベルのものがリリースされるとのことです。

そこで新ラベルのシャンパーニュをゲット、早速ご紹介したいと思います。

ご覧の通り拙ブログ8月23日のものとはラベルが全く異なります。

写真には写っておりませんがキャップシールなども全く違うデザインですので旧製品と間違うことはないと思います。

さてここで生産者ボーモン・デ・クレイエール社の最近の情報をお伝えしたいと思います。輸入元の説明は次の通りです。

ボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュを特徴づけるのは“キュヴェの神髄”と呼ぶべき「クール・ド・キュヴェ」(ハートのキュヴェ)の存在。特別な設備と手間がかかるために、今ではほとんど誰も使わなくなったこの幻の搾汁は一般に“キュヴェ”と呼ばれる第一搾汁の、わずか半分しか得られません。ボーモン・デ・クレイエールでは驚くべきことに全てのラインナップにクール・ド・キュヴェが使われています。

より芳醇なアロマと甘み、そしてクリーンな酸を持つこの貴重なキュヴェは、ボーモン シャンパーニュのもう一つの特徴である長期熟成を支えます。表現力に溢れ、フレッシュさとフィネスを併せ持つ、ボーモン・デ・クレイエール社のフェミニンなスタイルは、この類い稀な“ハートのキュヴェ”を使った贅沢な造りからもたらされます。


また最高醸造責任者オリヴィエ・ピアッツァ氏についてこう書かれています。確かに2007年から味に変化が認められ、私は頻繁に飲むようになったのもこの2007年以降のことであります。

オリヴィエ・ピアッツァ氏は農業工学を修めたのち、もともとワイン愛好家でもあったことから、ブドウ栽培と醸造の専門家としての道に進みました。シャトー・マルゴーでの修行を経て、初めて“テロワール”の概念に出会い、土壌の表現力に魅せられたピアッツァ氏は、キャリアの全てをこの魅力の解明に捧げることになります。

◆1989年 シャンパーニュ ランソン社の最高醸造責任者のアシスタントに就任。複雑性に富むシャンパーニュの土壌を見出す
◆1992年 シャルル・ド・カザノヴ社の最高醸造責任者に就任
◆2007年 ボーモン・デ・クレイエール社の経営に参加。最高醸造責任者として、高級感と信頼性を備えたブランドの発展にも貢献中。

またボーモン・デ・クレイエール社のサイトはこちら、ビックリする程変わりましたが内容的には今ひとつ詳しくありません。2003年ヴィンテージのフルール・ノワールが最近リリースされたとニュースに書いてありますが日本では未だのようです。

で、裏ラベルの右下にデゴルジュマンの印字がありました。

ご覧の通り2009年の5月5日ですので、輸入元の説明と合致します。ですからこの新しいラベルが96ヶ月間の長期にわたる第2次醗酵のものであることが判明しました。

シャンパーニュの味の好みは人それぞれであり、フレッシュで泡立ちが良くスッキリした飲み口を好む人も居られ、また逆に泡立ちよりも濃厚な味わいを求める方も居られるはずであります。

ですが日本国内に流通しているものとランスやエペルネのレストランで飲むものとは、全く味の異なる同じラベルのシャンパーニュ、同じヴィンテージがあるとしたら皆さんはどちらを本来の味と判断されるでしょうか。

本来の味と異なるものを美味しいと感じてしまうと残念ながらその人の味覚は乏しいものとなってしまうに違いありません。劣化してしまったシャンパーニュを美味しいと仰るのは勝手ですがそれを本来の味と解釈するのは全くの勘違いと申し上げます。

私の提案はやはり本物の味を知ると云うことに他なりません。

出来たらお若い内にシャンパーニュ地方に行って思い切りホンマモンのシャンパーニュを味わって頂きたいと思うのですが如何でしょう。

フレッシュなキャヴィア、そして冬の味覚トリュフについても同じ事が云えると思います。
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| 11:44 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
ううむ。ワタクシ、海外はタクラマカン砂漠にしか行ったことがないです。老いましたが、シャンパーニュ地方に行く機会を持ちたいと思います。
| higemaster |2009/08/27 04:27 PM |
higemaster殿

毎度コメント有り難うございます。

私はタクラマカン砂漠には行ったことがございません。将来も多分行くこともないでしょうけど・・・・

爺さんになると飛行機に乗ってる時間が短いところしか興味が無くなってきました。遠いところは考えただけで面倒です。

自宅でのんびり、ミケランジェリのラヴェルを聴きながら冷たいシャンパーニュを飲むに限ります^^!
| Georges |2009/08/30 03:17 PM |

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