ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château du Moulin Vieux 2000 AC Côtes de Bourg Selection du Propriétaire
シャトー・デュ・ムーラン・ヴュー、コート・ド・ブールにある初耳のシャトーです。シャトー・ヴュー・ムーランならそこそこ知られているはずですが、たしかコルビエールのシャトーですよね。

ネットで検索しても殆どヒットしませんが、Brigitte et Patrick Dussert-Gerber による「Vinum」というブログにちょっとだけ載ってます。こちらをご覧下さい。

場所は「Tauriac」日本語では発音の難しそうな地名ですがコート・ド・ブールの中心地ブールから東へ6㎞程のコミューンです。

先ほどご紹介したパトリック・デュセール・ゲルバー氏は20年以上前から毎年「Guide des Vins de France 」を発刊しているワイン・ライターで日本では余り馴染みがありませんが、フランスでは結構評判のガイドブックの著者であります。

彼は昔からアンリ・ジャイエールなど評価していましたし、ボルドーのワイン価格について痛烈な批判を繰り返してきた人物であり、私は結構信頼しております。

さてワインですがキャップシールにはかなり大きな孔が二つ開いておりコルクもなかなかしっかりとしています。

コルクを抜いた瞬間に漂うのはコート・ド・ブール特有の香り、これはかなり期待出来そうです。

グラスに注ぐと液体は綺麗に澄んでおり余分な色素は既に澱となって固まっているはずです。もちろん妙な泡立ちは一切無く、若干エッジにオレンジはあるものの輝きある赤色を呈しており飲み頃に間違いありません。

まず一口含んで飲み込んだ後鼻に抜ける香りがこれぞコート・ド・ブールであり、昔よく飲んだシャトー・ファルファを思い出しました。甘酸のバランスも良く食事中に飲むワインとしては最適であります。

枝豆にも良し、スパゲティ・ボロネーゼにも良く合います。

こんなワインが推定蔵出し価格5.00€ で買えるのですから、お宝ワインはまだまだ山程あるに違いありません。

さて、ネット通販でこのワインを売っている店が見つかりましたが、コート・ド・ブールなのに、説明では「ブライ」「ブライ」と繰り返しておられます。ワインの知識が無くてもワインは売れるのでしょうけども・・・。

畑は24ヘクタールでメルロー55%、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニョンで40%、そしてこのセレクションにはマルベックが5%加えられると、サイトに説明があり、8~14ヶ月の樽熟成とのことであります。

コート・ド・ブールの特徴が良く出ており、価格もお安いので試してみる価値は十分あります。尚、澱がかなりあるので美味しく飲みたいならしばらく立てておいて飲む直前にデカンタされることをお薦めします。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
蔵出しオススメ熟成ワインですね。Georgesさんが以前にも書かれていた熟成したワインをワイナリーで管理保管、出荷。しかもお手ごろとは…。よー、見つけはりますねー。パチパチパチパチ。
| higemaster |2009/07/11 04:32 PM |
higemaster殿

いえいえ、飲んだとき既に遅しで輸入元には在庫ゼロでした。

ええワインでっせ。
| Georges |2009/07/19 03:17 PM |

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