ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Saint-Véran Tradition 2007 Collovray et Terrier
先日に引き続きコロヴレイ・エ・テリエの白ワインからサン・ヴェランを飲んでみましょう。

生産者のHPからこのワインの説明はこちらをご覧下さい。

サン・ヴェランのアペラシオン指定地域の「Davayé」と「Prissé」の2つのコミューンにある合わせて26区画の畑の葡萄から造られていると書いてあります。

アペラシオン・サン・ヴェランはINAOのHPからこちらをご覧下さい。マコンに指定される地区のSaône-et-Loire (71)県にある Chânes , Chasselas , Davayé , Leynes , Prissé , Saint-Vérand , Solutré-Pouilly 7つのコミューンがその指定地域であります。

このHPには地図がありますのでご理解しやすいと思いますが如何でしょうか。

念のため2つのコミューンをINAOのHPからコミューン検索を使いアペラシオンを調べてみると両方とも「Bourgogne」「Bourgogne Aligoté」「Bourgogne Grand Ordinaire」「Bourgogne Grand Ordinaire Rosé」「Bourgogne Mousseux」「Bourgogne Passe-toute-Grains」「Bourgogne Rosé」「Crémant de Bourgogne」「Mâcon」「Mâcon Village」といずれのワインも産出できることが分かります。

余談ですがアペラシオンは「Saint-Véran」ですが、コミューンの名称は「Saint-Vérand」と末尾に「d」が付きます。ややこしいですね。

さてこのワイン、見ただけではマコン・ヴィラージュと色は変わりません。ところが香りはかなり粘着性を感じます。12℃位からだんだん温度を下げていくのですが、味わいもやはりかなり粘着性があり私にはちょっとしんどい。

味密度はそんなに高くないのですが何せ甘すぎるのです。

残糖分が多すぎます。でも一般に受けるのはこういったしつこい味のワインではないでしょうか。

化学調味料を気にされない、濃い味のものがお好きな方が大勢いらっしゃいます。

「あり得ない位の味」はまさに普通の調味料では作ることが出来ない「味」であり、ワインにこういう「味」を欲しがる人が多いのも事実であります。ですから果汁濃縮が盛んに行われ「あり得ないほど濃い味のワイン」が生まれてきた訳であります。

食べ物が自然な「味」に戻れば、「あり得ないほど濃い味のワイン」など必要ないと思うのですが、一般にそれは受け入れられないはず。

何でも濃い味に薄味は駆逐されてしまうのでしょうか。

サン・ヴェランのワインが全てこんな感じと言い切ることは避けますが、この生産者のワインとしては私には重すぎるワインとしか申し上げられません。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
そうですか。同じ生産者が見事なマコンとしつこい味のサン・ヴェランを作る。自然の不思議か生産者の戦略か。スコッチのシングルモルト、コニャックは輸出先に応じて味や色を変えますが、このワインもその類なのでしょうか。
| higemaster |2009/05/03 04:25 PM |
higemaster殿

私の体調が悪かったのかも知れませんが、飲み辛かったのは確かです。所謂重いワインは苦手ですので、辛口ばかり追い続けます。

好み故仕方ありませんよね^^!
| Georges |2009/05/03 06:19 PM |

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