ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Hanteillan 2005 AC Haut-Médoc Cru Bourgeois
ネットを見ると「シャトー・アンティヤン」との表記がありますが、どう考えても「アンテヤン」と発音した方が良さそうです。輸入元の資料を見ると次のように書いてあります。

アンティヤンはオー・メドック最大かつ最古のブドウ園の1つです。ヴェルティユの修道院らが1179年にブドウ栽培を行っていたことからもその古さがうかがえます。1973年、公共事業の事業家モーリス・マチューが購入。1984年からは、娘のカトリーヌ・ブラスコが管理しています。
主に粘土石灰質からなるこの土壌からは、果実味があり、常にバランスの取れたメドックらしいタイプのワインが出来上がります。価格も非常に抑えられていますので、非常にお買い得なワインと言えます。

オーナー : カトリーヌ・ブラスコ
セラー・マスター : Ms. Beatrice Friquet
コンサルタント : Mr. Couasnon
(メドック地区で有名なコンサルタントで、さまざまなシャトーのコンサルタントを務める)


オー・メドック最大かつ最古とのことですがこれは違うはず、大きさで云うとオー・メドックにはベイシュヴェル90ha、タルボ102ha、そしてサントリーが買収してますます巨大化しているラグランジュは113haもあり、アペラシオン・オー・メドックに限って申し上げてもシャトー・シトランは90haあり、アンテヤンの82haを上回る大きさであります。

オー・メドックの中にサンジュリアンなどのアペラシオンがあるので、輸入元として慎重に言葉を選ぶ必要があると思います。これを見た読者は何の疑いを持たずにオー・メドック最大かつ最古のシャトーと思いこむでしょうから。

最大とか最古などの表現を使わず「かなり規模の大きな」とか、「古い歴史を持つ」にとどめておくと誤解されないはずであります。

さて開けてみましょう。

キャップシールはプレス一体物のビニルコーティングしたアルミ製、コルクは長さ49㎜ですが横漏れ半分程度でしょうか。

グラスに注ぐとカベルネ特有の香り、ところがグラスを回すとメルローのアロマに樽香。

色は大変綺麗なルビーレッドに赤紫が混ざっています。

まだ大変若いのですが色も香りも大変純粋であります。

ストレートに伝わる果実香に味わいもまた単純ですが味密度は非常に高い! ですが刺激的な酸などありませんし綺麗な酸と柔らかいタンニンにまだ少なめの甘さ加減ですから本来なら少なくとも2年は待った方が良さそうです。

ですけど果実味が豊富ですので早飲みが好きな人には既に飲み頃と言われるかも知れません。ワインは嗜好品ですからどのような状態であっても人それぞれ好きなように評価し楽しんで貰って構わないと思います。とにかく色は綺麗ですし香りも良い、甘酸のバランスはまだ整っていませんが品の良い酸なので今すぐ飲めるのでしょうね。

イカリスーパーで売っている葉付きの大根、産地は失念しましたがまるで蕪のような緻密な組織に吃驚です。比内地鶏の手羽と一緒に煮込みましたがとても美味しい。大根一つとっても味は様々です。自分で買い物しなければ分かりませんけどね。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:55 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
比内地鶏の手羽は260度のオーブンで5分焼いて食べました。出来上がりがピンク色。食した一同、綺麗な色に思わず「おー!」
美味しい物は姿、色も美しい。あー、また食べたいどす。
| higemaster |2009/04/02 05:07 PM |
higemaster殿

比内地鶏のシーズンはそろそろ終わります。

ここだけのお話ですが、地元では冬の鍋用にと飼育期間をそこに絞って育てるとのこと。ですから春過ぎればそれ以外の雛が育つと云うことになります。
| Georges |2009/04/03 06:33 PM |

PAGE TOP ↑
コメントする








絵の中の文字を入力して下さい:



PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::Château Hanteillan 2005 AC Haut-Médoc Cru Bourgeois
All Rights Reserved./Skin:oct