ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Paleo 2007 IGT Toscana Azienda Agricola Le Macchiole
レ・マッキオーレのパレオ・ビアンコの2007年ヴィンテージです。レ・マッキオーレのHPはこちら、イタリアの場合貴族主導の葡萄園が殆どですがここは普通の農家ですのでマスコミの扱いも冷淡そのもの。ですけどワインの質は前オーナーの時代からずっと保たれてきております。

輸入元のデータでは

トスカーナ I.G.T.
ブドウ品種 : ソーヴィニヨン・ブラン 60%、シャルドネ 40%
平均年間生産量 : 6,900本
醗酵 : オーク樽にてクリオ・マセラシオン後、主醗酵
    その後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵
熟成 : オーク樽熟成9ヶ月
       (225L、フレンチオーク、新樽比率50%)

と書いてあります。生産者のHPではこちらになっていますのでほぼ間違いありません。

ですが「クリオ・マセラシオン」という言葉、聞いたことのあるような無いような気がします。クリオ・エクストラクションとは違うのでしょうか?

ネットで調べるとこちらに同じ言葉が使用されており説明もあります。「5度に温度管理されたステンタンクで6時間スキンコンタクトされる」とありますが、クリオ・エクストラクションは葡萄をそのまま凍らせて圧搾することですのでやはりそう言う言葉存在するのですね。

ちなみに似たような方法に「葡萄を破砕後、果汁と果皮・種を一定時間低温で接触させるマセラシオン・リミテ法」もあります。

ならば「クリオ・マセラシオン」と「マセラシオン・リミテ法」はどこがどのように違うのでしょうか?

醸造に関する言葉はいろいろな研究者がそれぞれ独自の言葉を使われるので、また海外の場合それを訳すときにも別の表現が用いられることもあるので注意が必要です。

さて前置きが長くなりましたが開けてみましょう。

キャップシールは錫製のトップに孔二つですがもう少し高級感があってほしいと思います。

コルクは少し歪んでますが長さ50㎜の白ワインとしては長い部類に属します。

グラスに注ぐとかなり濃い色、クリオ・マセラシオンの効果覿面なのでしょうか? 香りは果実系としては白桃、そして南国のフルーツを思わせる香りもありますがどぎつくはありません。さらにバニラやシナモンを彷彿させる香りも混ざり複雑です。

味わいは先ずその味密度が高いことに注目であります。若いワインがお好きな方なら今飲んでも問題ないように思われるかも知れません。ハイパワーで甘酸のバランスも良くアワビのステーキなどには最適のワインでしょうね。

飛騨牛5番のイチボをブロックで頂いたので1㎝厚にスライスして餅焼き網で炙りました。塩胡椒だけですが自家製の梅醤油(梅酢+濃い口醤油)を垂らすとワインの果実味が増すようで面白いと思いました。
| ワイン日記::イタリアワイン |
| 11:55 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
Georgesさん、調味料まで作りはりますか。徹底してますね。
たまにあわびのステーキのリクエストが弊店であります。その時にこのワインをお奨めしようかな。いんや、自分で食べて自分で飲むか。うん、そうしようっと。
| higemaster |2009/04/01 04:30 PM |
higemaster殿

このワインは結構お高いでっせ。イタリアンで飲んだら一本¥15,000ほどすると思います。

調味料というか梅干し漬けてる梅酢、もったいないでしょ。あれの有効利用として考えました。割合はまだまだ試行錯誤の段階です。
| Georges |2009/04/01 05:01 PM |

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