ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Falfas 2001 AC Côtes de Bourg
シャトー・ファルファの2001年です。このワインは1年5ヶ月前にこちらで紹介しましたが久しぶりに飲んでみたいと思います。前回ではまだ固いと表現しておりましたがどう変わっているのか楽しみであります。

シャトー・ファルファは先代のフランソワ・ブーシェ氏がビオ・ディナミを本格的に葡萄栽培に取り入れ、娘婿のアメリカ人ジョン・コックラン氏がそれを継承している訳なのですが、ビオ・ディナミと云えば先ずロワールのニコラ・ジョリーを取り上げられてしまうのはやはり昔から有名だからでしょうか。

ファルファは昔からそんなに価格の上昇はありませんがクーレ・ド・セランなどは馬鹿げた価格につり上がっています。私が敢えて有名ブランドを避ける理由がお分かり頂けるでしょうか。

どんな物でも同じでしょうけど品質の良い物が必ずしも売れるとは限りません。有名になりさえすれば、買う人は自然に増えていくのでしょう。

有名ブランド仕掛け人はそこら中に居て、次なるお宝ワインを狙っています。最近ではシャトー・ド・ヴァランドローがその典型でしたね。雑誌や評価本はその正しい評価などは書かずに高くなってしまったワインをさらに持ち上げようとします。ですけど本来大した実力もないのに価格だけが高くなったワインなど自然淘汰されて当たり前であり、品質と価格の乖離するワインなど今後は売れなくなると考えます。

さて久しぶりのファルファ2001年、コルクはご覧の通り完璧な保存状態がお分かり頂けるでしょうか。横漏れなど全くありませんけどこれがセラーの状態が正常であることを示しているのです。

最近の安物ワインセラーでは果たしてこんな状態を保てるのかどうか甚だ疑問であります。またコルクの状態を見ればリーファー・コンテナ使用で輸入されたかどうか判ってしまうので注意してコルクの状態を観察することをお薦めします。

グラスに注ぐと大変綺麗なルビーレッドを呈します。まだ紫色の成分も消えてはおらず健康そのものであります。ですが香りはかなり柔らかく熟成香が出ています。グラスを回すとトリュフのような芳香とダークチェリーやカシスのような香りも混ざり複雑そのもの。味わいは固さが取れてはいますがしっかりした酸と豊富なミネラルとのバランスが良好で、喉の通りも良くスイスイと何杯でも飲んでしまいそうです。

収穫から7年が過ぎようやく飲み頃が始まったと申し上げて良いでしょう。この美味しさはあと5年は持続すると考えます。

ファルファには牛肉が良く合いますので特選和牛5番のトンビをカツレツにしました。カツと云っても「パネ」と云った方が正確でしょうか、イカリスーパーの生パン粉(賞味期限は極めて短い)を使ってオリーヴオイル多い目でソテーするのですがフィレ肉より味わい深いカツレツに仕上がりました。添え物はフルーツトマトにガルバーニのリコッタチーズ(このリコッタチーズは大変美味しい!)、リーフレタスとルーコラ。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:55 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
ヴァランドローは例の鹿児島経由で飲みました。痛んでなかったので美味しくいただきました。お安く買えたのでお得でしたわ。
ガルバーニのリコッタチーズは今、発注いたしました。チーズは弊店のお客様、よく召し上がりますので喜んでいただけると思います。情報ありがとうございます。
| higemaster |2009/03/30 05:20 PM |
higemaster殿

このチーズ、結構お高いでっせ。私は賞味期限ぎりぎりの半額になったところを狙って購入してます^^!
| Georges |2009/03/30 06:40 PM |

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