ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Baron de Brane 2005 AC Margaux
ボルドーの有名シャトーはよく所有者が替わりますが、ブラーヌ・カントナックは20世紀初めからリュルトン家の所有のままであります。

生産者のHPを見ると、そのセカンドワインがバロン・ド・ブラーヌ、ですが昔はこの名前ではなくシャトー・ノットンだったはずです。

現在シャトー・ノットンは別にあり、所謂サードワイン的な存在(同じ領地内ですが区画が異なるはずです)。

そしてその下に単に「マルゴー」というワインがありこれは若い樹から造られているとの説明があります。

畑の面積はトータルで94ヘクタールという広大なものですが私の知る限り5つのブロックに分かれていたはず、1970年代は確か80ヘクタール程度だったと思うのですが新たに増えた畑があり、どの部分でどのワインになるかの区別は無いみたいです。

94ヘクタールの葡萄畑ですが葡萄品種の割合はカベソー62.5%、メルロー33%、カベルネ・フラン4%に最後にご注目下さい、カルムネールが0.5%となってます。と云うことはカルムネールだけで47a植えられていることが分かりますね。

こちらをご覧になると詳細が分かるようになっておりヴィンテージ2005をクリックするとこちらの画面が開きます。

グラン・ヴァン(ブラーヌ・カントナックの2005年)はこちらをご覧下さい。両者を比較するとセパージュが違うのが分かりますね。

2005年のグラン・ヴァンはカベソー51%、メルロー43%、カベルネ・フランが6%ですが、セカンドワインはカベソー58%、メルロー42%でフランは混ぜられていないわけです。

これは品種別に醗酵され樽熟の後に味見して選別、混ぜられる樽の数から割り出したと考えられますね。

さて、カベソー、メルロー、フランにカルムネールと登場しましたが、これらの他にアペラシオン・マルゴーに許可される2つの品種は何だかご存知ですか?

さてワインですが、グラスに注ぐと大変綺麗な赤紫色を呈しておりマルゴー特有のやわらかそうな甘い香りも魅力であります。

ところが口に含むと・・・  刺激的な要素は全くないのですが殆ど酸味がありません。甘酸のバランスがとれていると云うより明らかに酸が不足しているように思うのは私だけでしょうか?

タンニンも角が取れておりまろやかで既に飲み頃を迎えていると申し上げて間違いないでしょう。

鹿児島産黒毛和種5番ヌキのスネ肉から千本粽を薄切りにして餅焼き網で炙ります。

普通スネなど煮込みにしか使われないと思われがちですが5番ならその限りではありません。

味わいのある牛肉を食べながらこのワインを合わせてみると実に素晴らしい。ソースやタレなど何も要りません。下味の塩胡椒だけで十分美味しい和牛、価格を聞いたら驚かれますよ!

結論で申し上げると味わいが大変濃いのでそこそこの年月は保つとは思いますが、あまりの長期間保存には耐えられないでしょう。今買ってすぐ美味しく飲めるワインをお望みの方にはピッタリでしょうね。

推定飲み頃保持期限は2011年3月とします。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:55 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
このワインより牛肉に興味あります。
下味の塩胡椒だけで十分美味しい和牛、どこで買えるのでしょうか?教えてたもれ。
| higemaster |2009/03/01 04:33 PM |
higemaster殿

センボンチマキとその横にへばり付いてる肉塊はスネと云えども焼き肉で食べられます。

こんなんで焼き肉屋さんは儲けはるんでっしゃろね。

買いに来られるならご紹介しますけど・・・

ちなみに西宮方面からでしたらピーマンというチャイニーズの大将が来られるとのこと。

せやけど電車賃と手間考えたら合うかな?
| Georges |2009/03/01 05:14 PM |

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