ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Petit Boyer 2005 AC Blaye
「リーズナブル・ボルドーを選ぶ」と題して並はずれの良い年2005年と普通の年2006年のワインから何本か飲んでみたいと思います。先ずは滅多にお目にかかれないアペラシオン「ブライ(ブラーユ)」から。Blaye関連のアペラシオンは殆どが「Premières Côtes de Blaye」であり、アペラシオン「Blaye」のワインは今まで殆ど造られておりませんでした。

先日お話しした「Néac」もそうですね、殆どのワインが「ラランド・ド・ポムロール」の原産地名で販売されます。ところがごく最近になって今までアペラシオン上では存在するものの実際使われることが殆ど無かった原産地名称が復活しつつあります。

例えばこちら をご覧下さい。コルトン・シャルルマーニュは有名なルイ・ジャドーですが、現在アペラシオン・ル・シャルルマーニュの白ワインも生産、販売しています。

このように今までは使われることが殆ど無かったアペラシオンが復活するのは喜ばしいことと私は考えます。

さて、このワインはこちらで2007年の12月に一度書きました。当時輸入元はアペラシオンを間違っていたのですが今は訂正されています。

こちらがINAOの指示通りのエチケット表記、アルコール度数が14.5%と非常に高いことが分かります。

普通はこちらのラベルが見えるはずです。左端に生産者のURL があります。

コルクはノギスを使って正確に計ると長さ49ミリでとても良質な天然物、前に飲んでから一年以上経過してますがご覧の通り状態は完璧であります。輸入元が使っている定温倉庫、間違いないところであるのが分かりますね。

色は紫色成分がやや減少気味ですがそれでもかなり濃い赤紫色を呈しております。香りはチョコレートのフレーバーにカシスのような果物の香りが混ざりより複雑になっています。

味わいはマイルドになり厚みが増してきました。このまま飲むよりデカンタして2時間程置いた方が楽しめるはずです。

原産地ブライの味を試してみるには格好の1本であると申し上げられます。お薦め!
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:38 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント
前回のテイスティングから丸1年。Georgesさんは最初の時もコストパフォーマンス高いと評価なさっていました。
今回、マイルドさと、複雑さが加わって美味しくなっていると…。
有名でなくとも、実力のあるワインの紹介、ありがたいし、頼りになります。
| higemaster |2009/01/31 03:33 PM |
higemaster殿

このワインは、珍しいアペラシオンを名乗るだけあって大変しっかりした味をもっています。
右岸のブライを代表する味と申し上げても過言ではないと思います。
デカンタして少し空気に触れさせてから飲んでみて下さい。
| Georges |2009/01/31 04:22 PM |

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