ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Grand-Jean 2005 AC Bordeaux Supérieur
昨日に引き続きアペラシオン・ボルドー・シュペリュールのワインです。
生産地はラベルに書いてある通り Soulignac で場所はコミューン・ドット・コムから こちら をご覧頂ければお分かりになると思います。

尚、先日来これらのリンクがうまく繋がっておらずご迷惑お掛けしました。現在は復旧しておりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

昨日の場所と比べるとかなりボルドーに近くはなりますが甘口ワインの生産地セロンから北東に10キロほどのやはり同じアントル・ドゥー・メールの中にあるコミューンです。

何度も申し上げますがこの「アントル・ドゥー・メール」、フランス語で表記すると「Entre Deux(2) Mers」、然るに「アントル・デュ・メール」とか「アントル・・メール」などと平気で呼んだり書いたりしているプロの人達を見かけます。

意味が分かっていないからそう表現するのでしょうね。

ところでアントル・ドゥー・メールのボルドーに近いところ Bouliac に昔1980年代にル・サン・ジャムスという当時2つ星のレストラン兼ホテルがありました。

モダンというかかなり風変わりなレストランで、お部屋のベッドが驚くほど背が高くよじ登るのが大変だった思い出があります。

床は大理石、ですからベッドから転げ落ちたら大怪我しそうな状況でした。

旅の思い出というもの、普通のお部屋とか普通の食事など記憶からすぐ無くなってしまうのに不思議なものですね。
さて本題に戻ります。

見るからにコンクール受賞ワイン丸出しの品のないラベル、2008年アキテーヌのコンクール金賞が余程嬉しかったのでしょうか、サンプルながら驚きのラベルです。

ですがこのアキテーヌのコンクール、出品しなければならないのは人気の蔵ではない証左。

出品するのにはそれなりのお金を支払う訳ですから「金でメダルを買っているに等しい」ことになります。

例年3,000以上のワインが出品されその1/3に相当する1,000程のワインに某かの賞が与えられるわけですからコンクールとは名ばかりであることは明白

開けてみましょう。

コルクを抜くと安物ボルドーの香り、メルロー主体の甘ったるい香りで嫌な予感は的中でしょうか。

色はごく一般的な赤ワインの色で紫色の成分は殆どありません。

口に含むと残糖分が多く、タンニンや酸など丸くなってしまっており飲みやすいと云えばそれまで。

何ら特筆すべきところはありません。

ラベルには樽熟成と詠っていますがそれほど樽の影響もないようです。

ヴィンテージの割に腰砕けであり今後1年以内に飲まないとヘタってしまうでしょう。

昨日と同じブロッコリーを作ってみましたが、やはりワインと合わせたところで何の変化もありません。ですが世の中に流通している大半のワインはこういった個性のない食事とも別に相性も何もないワインであることをお忘れ無く。

選ぶ人間が美味しいものに興味がない人が多いからと考えるのは早計でしょうか。
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| 11:47 PM | comments (0) | trackback (x) |
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