ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Jardin de Bagatelle 2007 AC Saint-Chinian EARL Bagatelle
bagatel恐れ入りますがアメブロの方に詳しく書きました。ですがここからが本題です。

久しぶりの錫箔キャップシール、シームレスで重い。高級ワインには必須アイテムです。コルクの側面には「Clos Bagatelle Mise au Clos Saint Chinian」の印字と家紋が描かれており長さは45.75ミリと中途半端!

古い1980年代のギ・ド・アシェットを見たら載ってました、この生産者はサン・シニアンではかなり有名な蔵であることが判ります。

このワイン、生産者はこちらに詳しい説明があります。ドメーヌと呼ばれることなく昔から「クロ・バガテル」で世間では通用しているのにわざわざ名前まで変えて輸入するのは如何なものかと私は不思議に思います。輸入元のコメントとデータをコピーしますが

「まだ若く明るいルビー色。新鮮な果実やハーブの香りが印象的で凝縮した豊かな香りが楽しめます。とてもチャーミングなキュヴェです。
■ サン・シニアン A.O.C.
■ ブドウ品種 : シラー 40%、グルナッシュ 20%、
         カリニャン 20%、ムールヴェードル 20%
■ 樹齢 : カリニャン & グルナッシュ 平均55年
       シラー & ムールヴェードル 平均35年
■ 土壌 : 粘土石灰質
■ 栽培面積 : 16ha
■ 収量 : 45hl/ha
■ 年間生産量 : 100,000本
■ 醗酵 : ステンレス・タンク
■ 熟成 : コンクリート・タンク熟成」


相変わらず計算が合わないのを不思議に思わない輸入元であります。

抜栓すると甘い香りが漂います、恐らくグルナッシュかムールヴェードルの果実香でしょうか? グラスに注ぐとかなり濃い赤紫色を呈します。口に含まなくても大体想像できそうな味、結論を先に申し上げると「メチャ甘」、残念ながら私の好みではありません。ですがこんなワインを好む人は結構沢山おられます。
ワインの名前はまるでセカンドワインのようです。また生産者の名前に「クロ」が付いていないのもかなり不自然。輸入元はフランスの評価本を引き合いに使っていますが


このフランス語の文章はワイナリー全体の説明なのに不思議ですね、ワインの説明であるとすり替えられています。オリジナルを所有していますがこれは「取って付けた」ような説明であり納得することは到底不可能です。


ここでもボロが出ています。この説明は「キュヴェ・トラディション」のものであり、キュヴェ・トラディションがどうして「ジャルダン・ド・バガテル」と同一なのか、何の説明もありません。わざわざラベルまで替えて輸入しなければならない事情でもあるのでしょうか?

また件のワインは2007年であります。2005年の評価がどうであれヴィンテージが違えば何ら根拠になりません。引用するならそれなりの資料を揃える必要があると考えます。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:33 PM | comments (0) | trackback (x) |
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